こんばんは。
ナチュラルメディカル高崎 院長の福田歩です。
今日は寒かったですね。
朝のFM群馬では「年末年始並みの寒さ」といっていました。
この寒さで思い出したことがあります。
それは私の父のことです。
父は私が二十歳の時に、仕事先で脳溢血で倒れて亡くなりました。
今日みたいに寒い1月の朝でした。
今日はたまたま母が施術を受けに高崎まで来ました。
今は母のケアをしてあげられますが、
「父には何もしてあげられなかったなぁ」と思います。
そうそう、父が亡くなったのをきっかけに
日本赤十字の救命救急員の資格を取ったのでした。
あの頃から、人の命に対して「無力でいたくない」という気持ちがあったのです。
父は糖尿病、高血圧などを持っていました。
医者嫌いであまり病院に行きませんでしたが、動脈硬化もあったのでしょう。
そんな父が、1月の寒い朝に脳内出血で倒れました。
普段から血液をサラサラにするような食事を摂っていればよかったのです。
例えばアリシン(ネギ、ニンニク)、ナットウキナーゼ(納豆)、DHAやEPA(青魚)、ビタミンE(アーモンド、たらこ、ニジマス)......。
今なら食事指導もできるし、施術で糖尿病や血圧にアプローチすることもできます。
でも、最後の砦
今まさに血管が詰まりかけている人が生きるか、死ぬかの瀬戸際だとしたら何をすれば良いか?
「水を飲んでください」
血液成分の90%は水です。
水不足になれば血がドロドロになって詰まりやすくなります。
血圧も上がります。
逆に水を飲めば血をサラサラにできます。
血圧が下がります。
1日の中で、朝は血圧が上がる時間帯です。
寒い時期は血管がギュッと細くなるので、なおさら血圧は上がります。
さらに、寝ている間も呼気から水は出ていくので、
朝方の血は1日で一番ドロドロしています。
なので、寝る前に水を飲んでください。
朝起きた時も水を飲んでください。
飲んだ水が全身に行き渡るまで15〜20分かかりますから、
急に寒い屋外や、家の中の寒い場所に行かないでください。
朝風呂に入る人は脱衣所や浴室が寒かったり、
そこから熱い湯に浸かったりと、急激な温度変化を避けてください。
もし、耳たぶを触って左右どちらか一方の耳だけが冷たかったら危険信号です。
冷たい側の脳へ行く血管が詰まりかけて血行が悪くなっているかもしれません。
そんな日は仕事なんか行かないでください。
まずは水を飲んで、暖かい服を着て病院へ行ってください。
コップ一杯の水が命を救うかもしれません。