【瞑想体験の振り返り(その11)[おわり]】
2022.07.26 Tuesday 10:09
#3009
こんにちは!
『ココロとカラダにご機嫌を♪』
めがねの整体師オギさんです。
〜瞑想修行が終わって〜
9日目の夜、最後の講話で「メッター(慈悲)の瞑想」を教わります。
慈悲の心を育てるために慈悲を念じる瞑想です。
「幸せでありますように、苦しみがなくなりますように」
とまずは自分自身に、周りに、すべてに…と念じていく瞑想です。優しい心や清らかな心を育む瞑想でした。
ヴィパッサナー瞑想の前後にすると良いようです。
10日間の瞑想修行、
10日目は、メッターDAYといって、メッター(愛と慈しみ)を感じて過ごしていきます。
最終日の午前中、ようやく“聖なる沈黙”(身体・言葉・心の沈黙)が終わりました。
修行空間から通常の日常生活へ、急に投げ出されると刺激が強過ぎます。
そのためリハビリの時間を兼ねているようです。
一緒に修行していた仲間たちと会話やコミュニケーションをしても良くなります。(男女は制限あり)
この時の開放感ったらなかなかのものですヽ( ̄▽ ̄)ノ
修行中の制約のタガが外れ話が止まらない人もいれば、
修行を継続して静かに冷静に過ごしている人もいたりと、
最終日の過ごし方は皆それぞれです。
そのうち、あちらこちらで自分の体験や感覚についての情報を共有し合います。
修行中の体験談を聴いていると、皆それぞれが
全然違う感覚や感情や出来事を体験していたことを知ることができます。
瞑想中は、皆同じような姿勢で微動だにしないで座っているだけなのに、
心や身体や感覚の世界では全然違う世界にいます。
幽霊が亡霊か妖精のようなものとして見ていた人の存在が、
一気に人間臭い存在になっていきます。
修行中に他人の経験と比較しないで集中できていたのは、沈黙のおかげでした。
これはまた面白いなぁと沈黙の効力の凄さを感じます。
「どこから来たのか?何をしているのか?なぜ参加したのか?」
どのような人が周りに居たのか皆気になるようです(^^)
心も言葉も身体も使ってコミュニケーションすることの大切さを
改めて感じるひとときになりました。
長いようで短かった10日間の瞑想修行も終わり。
山奥にある瞑想センターから離れ、電車に乗って京都駅に近づくにつれ感じるイメージは、
精神と時の部屋から、下界に降りてくるような感覚でしょうか?
修行者ばかりの特異な空間から、世俗にまみれた日常空間に戻ると、
刺激が過ぎて人酔いのような感覚になっていたり、
人や街や食べ物の匂いに敏感になっていることに気づいたり、
人や街や情報のスピード感覚が合わなかったり、
まるで異空間に来たような感覚に包まれました。
これまた新鮮でした。
人の適応能力は素晴らしいので、2週間も経った頃には、
感覚も体重もすっかり日常モードに戻っているのがまた面白いです。
ただ、自ら実践して体験した感覚というのは、おそらく忘れることはないので、
生活の中で少しずつ瞑想の時間を作るようにして、
自分の中を巡り、内観する習慣を作っていこうと思います。
継続して鍛錬すると新しい発見がありそうです。タノシミタノシミ
今回のブログは、ヴィパッサナー瞑想についての主観的で個人的な感想を残してみました。
瞑想体験の記憶を思い出しつつ記録にしてみると、
(その1〜11)と、ダラダラと大量の長い文章になってしまいました^^;
おそらく参加者各々が体験体感したことや、瞑想修行の印象や感想は
それぞれ全く違うものに感じているものだと思います。
実践する本人だからこそ気付けることがあるような瞑想修行でした。
今回の瞑想修行で、自分の体や心を深く探究する手段(“生きる技”と言われています)
を手に入れたので、コツコツと日々精進していきたいと思います。
とりあえず、これでヴィパッサナー瞑想修行の振り返りは、これでおしまいです。
長々とお読みいただきましてありがとうございましたm(_ _)m
それでは、本日も好い1日を…。
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本日は、お読みいただきましてありがとうございましたm(_ _)m
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