『体の疲れとベッドの選び方』
こんにちは、治療院RESETの院長伊藤です。
首や腰、身体の疲労などが、原因はベッドとの相性が悪いこともあります。
皆様はどのようなベッドで寝ているでしょうか。
「朝、なんとなく体がだるい、首こり肩こり、腰痛を感じる」
「ベッドに横になると腰が痛い」
「しっかり布団を掛けているのに冷えを感じる」
そんなことはないでしょうか?
それは、もしかしたら枕やマットレスなどの寝具がご自身の体型・体重に合っていない可能性があります。とくに、体全体を支えるマットレスが快眠を妨げているかもしれません。
座り仕事、立ち仕事、外回りのために沢山歩く仕事など、どの仕事も身体をそれぞれ違った使い方で疲れてしまいます。
もちろんベッドが身体に合っていれば全て解決されるわけではありません。
しかし、身体に合っているベッドで寝ているだけで、リラックスしやすい状況が作れるため、心の負担が減ることになります。
現在お使いのマットレスの反発力、表面の素材、内部構造の種類を診断するのが良いでしょう。
今回はそのための、体型・体重別のマットレスの選び方について見ていきます。次回、購入する際の参考にしてください。
【マットレスの硬さは体重で選ぶ】
マットレスには内部構造別に大きく分けると「コイルマットレス」と「ウレタン・樹脂製のマットレス」があります。
「コイルマットレス」はマットレスの内部にある複数のコイルが体を支えます。
「ウレタン・樹脂製のマットレス」は原油からの素材の一部と水を混ぜた液体を硬めたもので、スポンジ状の分類の一部です。
マットレスの硬さ・反発力については好みもありますが、体重に合わせて選ぶのがおすすめです。
小柄な人は柔らかめのマットレスのほうが体に優しくフィットしますが、大柄な人が柔らかすぎるマットレスを選ぶと体が沈みすぎて正しい姿勢が保てなくなります。
ニュートンの値が高いほど硬いマットレスです。
・小柄な体型や痩せ型の人は(体重40~55kg程度)反発力が100ニュートンのマットレスでポケットコイルがおすすめ
・標準体型の人は(体重55~70kg程度)反発力が140ニュートンのマットレスがおすすめ
・大柄な体型の人は(体重70kg以上)反発力が170ニュートンの高反発マットレスがおすすめ
※寝返りの重要性
人は睡眠中に寝返りを何度も行うことにより、体の特定の部位だけが圧迫されることを避け、血液の循環が滞ることがないようにします。
また、寝床の中の温度の調節や、水分の発散にも寝返りは役立っています。
しかし、反発力が弱いマットレスの場合には、体が沈んで寝返りが十分にできなくなってしまいます。
その結果として腰が痛くなることがあります。
腰痛でお悩みの方は硬めの反発性のあるマットレスにして、腰や臀部を支えてもらえる硬さにすると良いでしょう。
治療院 RESET
伊藤力
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