『意外な肩こりや痛みの原因』
こんにちは、治療院 RESETの伊藤です。
肩の関節は以前に投稿した首の構造と同様に、かなり自由に動かせる関節になります。
首の関節との違う点は、肩関節は身体の軸から外にはみ出ており、横から体幹にくっ付いています。
肋骨に対して「肩甲骨」という三角形上の骨が関節を作り、その肩甲骨に「腕の骨」が嵌っているのが肩関節です。
①体幹に対して横から付いて、筋肉の作用でぶら下がっているように維持している
②動かせる可動域が広い
③腕の骨の周囲の限られた筋肉だけでなく、腕の骨を受け止めている体幹にある沢山の筋肉の影響も受ける。
上記の3つが肩こりや痛みの原因となっています。
今回は③に少し関係してくるのですが、肩に辛さを発生させる意外な原因をお知らせします。
肩関節を支えているのは肩の筋肉だけで無く、腕の骨を受け止めている体幹の筋肉も必要です。
しかし、筋肉よりも生命維持に重要な内臓も体幹には存在しております。
特に右肩は右腹部の肝臓、左肩は左腹部の胃が、内臓の調子によっては肩や肩甲骨の周囲筋肉を緊張させることで、腹部の圧迫を防ごうとします。
その免疫反応によって、肩こりや痛みが発生していることがあります。
肩自体が悪くなると四十肩・五十肩のように、筋力で支えられているために支えているだけでも辛く、上がらなくなることが発生します。
動かなくさせずに済ませるために、
「ただ肩が怠い、重い、疲れやすい」
という反応を起こして身体から患者様ご自身に知らせています。
通常の肩こりにしては長く続くなと感じた方は、一度治療をオススメいたします。
当院は無痛治療にも拘りますが、原因の説明と対応策も丁寧に行なっております。
治療院 RESET
伊藤力
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