『坐骨神経痛の説明』
こんにちは。治療院RESETの院長伊藤です。
本日は坐骨神経痛について書かせて頂きます。
発症されて来院される方は「パソコンや事務作業の座り仕事」「接客業や飲食関係の方などの立ち仕事」の方が多いです。
秋葉原、神田、東神田、岩本町、馬喰町、小伝馬町で働いている方、住んでいる方で腰痛の悩みが続いている方に向けて、坐骨神経痛について分かりやすく説明できればと思います。
【坐骨神経痛とは?】
坐骨神経痛とはその坐骨神経沿いの痛みのことで、支配神経の範囲も大きく、「腰から足」までの広い範囲の痺れを引き起こします。
初期は腰痛が現れますが、徐々に腰から臀部、もも裏、足へという風に痺れの範囲が広がります。
坐骨神経は腰から足にかけて伸びる神経で、膝あたりでは「総腓骨神経」「脛骨神経」に枝分けれをして、神経が足に辿り着くまでには細かく別れます。
参考資料:疼痛.jp https://toutsu.jp/pain/zakotsu.html
【引き金になる原因とは?】
腰の骨が関係する異常、または臀部の筋肉が関係して発生します。
①腰部脊柱管狭窄症
50代過ぎの中高年の方、年配の方に多く、神経が通る腰椎の脊柱管の通路が老化によって狭くなることで痺れが発生します。
歩いて休んでを繰り返す間欠性跛行が分かりやすい症状です。
②腰部椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症よりも、比較的若年の方に多く、腰の骨にある脊椎の椎体同士のクッション材となる椎間板が、脊柱管の神経まではみ出ることで神経を圧迫します。
クッション材の椎間板は、髄核というゼリー状が押し出されることで神経のある脊柱管にはみ出してしまいます。
③梨状筋症候群
骨盤の野球のホームベースに似た仙骨から股関節まで伸びる「梨状筋」が関係しています。
坐骨神経はこの梨状筋の間を通過しているため、悪い姿勢や長時間の座位など臀部の筋肉が緊張することで圧迫を受けて痛みを発生させます。
【症状とは?】
臀部から足にかけて、鋭い痛みや痺れるような痛みを発生させたり、ふくらはぎのハリ感、冷感や灼熱感、締め付け感などがあります。
具体的な動きでは、
・腰や身体を動かすと、足にかけて痛みが強くなる。
・安静に横になっていても、臀部から足のどこかが痛くて寝られない。(夜間痛)
・臀部から足だけでなく、腰も痛い。
・靴や靴下を履こうと、身体を屈めるのが痛くてできない。
・立っていると痛くて立っていられない。
【セルフケアは?】
①姿勢を正すこと
座り、立ちで余裕がなく働く方の場合はずっと正しい姿勢の継続は困難です。
生活環境に合わせて守れる範囲でのアドバイスを受けましょう。
②冷えを防ぐこと
夏場でも身体を冷やすと、心臓から遠い足は血流が特に不足しやすいです。
他に原因次第でダイエットやストレッチも効果的です。
その場合はパーソナル指導をご案内させていただきます。
【院長からのメッセージ】
坐骨神経痛は原因が日常生活の過ごし方にある場合は施術だけでなく、日常における生活改善も必要です。
身体に痺れがある際には安全性を考えて、計画的に施術を行う必要があり、強い刺激からではなく安全な整体や手技をしてくれる場所をオススメします。
理想的には慢性的に腰痛が続いている段階で施術ができると、早期治癒が可能です。
週1〜2回受けているのに解決しないなど、お困りの方は一度当院にお越しください。
いつでもご相談お待ちしております。
治療院 RESET
伊藤力
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