『身体の歪みと整体、整体の教わり方』(2021年08月25日 11時26分) 整骨院 RESET

こんにちは。治療院 RESETの院長伊藤です。
本日は歪みと整体について、私の考えを書いていきます。

歪みや整体は秋葉原や神田近辺にはいろいろな店舗があり、その店舗の考えがあります。
何が正しいか分からないという方は多くないでしょうか。
私の考えで興味や店舗選びの参考になれば幸いです。

【身体の歪みと整体】
歪みは自分自身で作られたもの、外傷によって作られるものがあり、何でも整体で整えすぎるのは危険と私は考えています。
現在滅菌や除菌が進み過ぎて、綺麗にすることは良いですが、逆に自己免疫力が働く環境を奪うために恒常性が保たれなくなります。
事実今の日本人は滅菌や除菌で免疫力は低下しやすくなっているという意見もあります。

全てを正しい状態にいつも整体で歪みを正すことは、患者様の身体は逆に自律できない状態を作る可能性も増やします。

【歪みの原因から判断する】
身体の歪みにも理由があります。
歪みの理由が「単なる疲労が原因」の場合は溜まっている疲労を取り除くための治療が正解と考えます。
すぐに疲れが溜まる原因が、歪みでは無い限り、歪みの整体は無意味になります。
腰の骨盤が歪んでいるから、全てを模型や教科書のように正すことは、その患者様のこれまでの生活や個性に合うでしょうか?

・自律神経系に負荷が加わって元に戻す力を失っている
・関節や筋肉、神経など構造上の問題が発生している
などは正しい状態を維持できなくなっています。
本人の力で正常に戻せない状態は整体で歪みを正すことは良いと思います。
私はもう少し細かく書きますと、本人が維持できる力まで歪みを戻すというイメージにしています。

【最初整体をどう教わっているか?】
整体は初めに教わる基礎に共通して、歪みのパターンを教わって元の綺麗な歪みの無い状態に戻すことを教わる傾向にあります。
新人の頃はそれでも良いと考えますが、経験や知識、技術の成長によって、患者様に合わせた整体を身に付けていくことが必要です。
変な先入観で最初に私心で考えるよりは、経験からのパターンを守ってもらう方が良い経験を積むことができ、患者様の身体にも負担が少なく済みました。

幸いなことに、私の恩師からは
「これまでの経験から身体で歪みの可能性が多いパターンを教える。飽くまでも可能性が高いだけだ」
という内容を教わりました。
年数が経つにつれて、私なりの考えでの独自治療が増えましたが、今でも必要な方には肩や腰の痛みには整体を行うことがあります。


【院長からのメッセージ】
秋葉原や岩本町、神田の近くにある当院に整体を希望される方の多くは、
・自分自身の身体の歪みが気になる
・身体にこり、痛み、違和感がある
・整骨院やリラクゼーションなどで歪んでいると言われた
などが整体をお求めになるキッカケがあって来院されます。

2万人以上を施術させていただきましたが、私個人の考えで9割ぐらいの方は患部事態に歪みはないと考えております。
疲労から筋力が低下したり、靭帯の固定が弱くなったりすることで捻る行為で組織は硬くなります。
その捻りによって歪んでみえる状態になっています。

もし近所で選ぶ際には、
『しっかり触って整形外科学テストを行って神経や関節の異常などを確認してくれる先生』
『手を止めてでも、考えて治療してくれる先生』
を選ぶことを提案します。

皆様が笑顔で楽しい日々を過ごせることを祈っております。

治療院 RESET
伊藤力