以前に書いたブログ。
フジバカマに飛んでくる“アサギマダラ”という蝶。
フジバカマは秋の七草として知られていて、
袴のような花びらをしていることからフジバカマという和名がついたお花。
フジバカマには、雄のアサギマダラという蝶が寄ってきます。
フジバカマの花の毒性のある蜜を吸うことで、体内に毒を蓄積させて、敵から身を守っているアサギマダラ。
今回はフジバカマについて(^-^)
秋に咲くキク科ヒドドリバナ属のお花で紫青ピンク白の花色があります。
和名は藤袴 別名:香草(コウソウ),蘭草(ランソウ),沢蘭(サワラン),アララギ。
ためらい.躊躇(花が一つずつ順番にゆっくり咲く様子から)、あの日のことを思い出す、優しい思い出などの花言葉があります。
秋の七草の一つ。“オミナエシ(女郎花)、ススキ(尾花:ススキの別名)、キキョウ(桔梗)、ナデシコ(撫子)、フジバカマ(藤袴)、クズ(葛)、ハギ(萩)”
昔は辺り一面川沿いの湿った地域でよく見られたが、環境の変化とともに準絶滅危惧種として指定され、現在は貴重な植物になっています。
香草と言われるように、茎や葉を乾燥させると桜餅のような良い香り(クマリンという成分)がする。古い時代の中国や平安時代には女性たちは、袋に詰めて身に着けたり、香りを移した水を使って髪を洗ったりしていたようです。万葉集にも登場する藤袴。
藤袴には伝説があります。
昔、雨の降る秋の夕暮れ時に、気品に溢れた綺麗な姫君が、頬に涙をつたわせて野原を彷徨っていました。あまりにその姿が美しくて、誰一人として、声をかけたりい近づくことができずにいました。そして一晩中降り続いた雨が止み、朝になるとその姫君の姿はどこにも見当たらなかったのです。しかし、姫君のいた場所には、小さな紫色の花がひっそりと花をつけていました。人々はこの花があの美しい姫君に違いないと、姫君が履いていた藤蔓(ふじづる)で織った袴からその名前をとって“藤袴(フジバカマ)”と名付けた。また花の形が袴に似ていることからも。
この伝説は室町時代の歌人である飛鳥井雅親(あすかいまさちか)の“古今栄雅抄”に記されており、この伝説を耳にした紀貫之が詠んだ歌があります。“宿りせしひとの形見か藤袴 忘られがたき香に匂いつつ”
とても魅力的なお花ですね(*´▽`*)
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