宝石のお話(2020年07月14日 10時00分) リラクゼーションサロンイヤシスプラス ショッピングシティベル店

宝石と聞いて、まず思い浮かべるのはダイヤモンドではないでしょうか。

日本語では金剛石と呼ばれるこのダイヤモンドは、地球内部の超高温高圧下で生成され、さらに長い年月を経て隆起したプレートが地表に現れる事で、ようやく我々の目に留まります。
一口にダイヤモンドと言っても、無色のものばかりはなく、イエロー、ブルー、はたまたピンクなどの希少性の高いダイヤも存在します。
また、同種の宝石で希少性が問われるものの中にはインクルージョンがあります。これは鉱物の中に含まれる液体や小さな結晶の事ですが、サファイアなどには、このインクルージョンによってスター効果と呼ばれる特殊な輝きをもつ希少石が見つかる事もありますね。
そして、宝石は原石の状態からカッティングされる事によって、はじめて宝石としての価値を得ます。さらにカット済みの宝石を金工職人達が宝飾し、ようやくアクセサリーとして世に出る訳ですね。
こうしてみると、宝石というものは、生まれてから我々の手に届くまでに、幾度となく同じような道筋を辿っていることがわかります。

宝石にまつわるドラマが多いのも、頷けますね。