GABAは正式には「ガンマ-アミノ酪酸」と呼ばれているアミノ酸の一種で
哺乳類の脳の神経伝達物質としての働きをする成分になります。
GABAは副交感神経を活性化させることができるため、体と心をリラックス状態に導きます。
その結果、ストレスが原因で起きる鬱や不眠症、更年期障害や悪い影響を防ぐことができるといわれています。
その他には、血圧を下げる効果もあり
GABAは腎臓の働きを強化し、血圧が上昇する原因の1つである塩分の排出を促す効果を持っています。
GABAは不足すると、睡眠障害を引き起こす可能性があります。
なぜなら、GABAは人をリラックスさせて睡眠につきやすくし、またGABAが生成されるのは深い睡眠に入った時だといわれているからです。
そのため、GABAが不足した状態で深い眠りにつけないことを繰り返す恐れがあり、不眠症になる可能性を高めます。
また、GABAはイライラやストレス、不安といった精神状態を改善する役割を持っています。
不足した状態が続けば精神状態が不安定になります。その結果、うつといった精神病を発症させる可能性もあります
さらに、血圧を一定にする働きや肝臓の働きの活発化
コレステロール値を正常にする力もあるため
不足状態が続くと数多くある生活習慣病の原因になることも考えられます。
GABAが多く含まれている食品として有名なのがチョコレートやココアの原料となるカカオです。
また、発芽玄米ご飯とお味噌汁、漬物という伝統的な和食でGABAは比較的簡単に摂取できます。
GABAの1日当たりの目安摂取量は30mg~100mgとされています。
GABAは、食べ物から摂取することはできないとされてきましたが
研究が進む中で食べ物からでもGABAの摂取は可能だということが判明しました
そのため、現在ではコンビニでもGABAを含んだサプリメントや食品も販売されてるみたいですので
寝る前に摂取することで睡眠の質を高める事が期待できます
是非皆様もGABAに注目してみては如何でしょうか?