花粉症による脳ミソの機能低下。
それに打ち克つために脳内麻薬強制放出。
アップダウンの中で起こる封印された記憶のフラッシュバック。
毎年お馴染みの年中行事となっています。
またもや思い出したくもない過去。
田舎の閉塞感。
長男長女が絶対で次男次女以下に人権なぞ在りゃしねえ。
目下は目上に絶対服従。
ちょいとでも異を唱えれば
「恩知らずめ!」
「誰のおかげで(以下自粛)」
「俺がこれだけやってやったのに(以下自粛)」
「全部お前の為を思って(以下自粛)」
バトル物で定番の展開
「嘗ての師匠・恩人が敵となって襲いかかってくる」
過去の恩に悩み反撃できない主人公
仲間が傷つく姿を見てついに吹っ切れる
「悪魔に魂を売ったキサマは師・恩人なんかじゃねえ!」
溜まりに溜まった鬱憤を晴らす大カタルシス
そう
恩を着せてきた時点でそいつは恩人などではない。
ただの恫喝者。
着せているのは恩などではなく手枷足枷拘束具。
私はそんなものに価値を見出さない。
恩は売るものでも返すものでもない。
恩をうけたら返すのではなく
他の困った誰かに同じことをしてやればいい。
恩の売り買いは1対1の関係で終わるが
誰かに渡せばその後も延々と連鎖していきます。
子供のころに気付いていたらもっと楽に生きられたんでしょうねえ。