はじめに
こんにちは(^ ^)
東京都荒川区の整体院Oasisの笠井です。
今日は肩の痛みを改善するために重要なポイントについてのブログを更新しました。
・慢性的な肩こりや頭痛
・四十肩・五十肩
・突然ギクッとくる肩の痛みをお持ち
・野球肩などスポーツによる肩の痛み
などお持ちの方はぜひ今回の記事を読んでみてください。
【肩の痛みの改善には胸椎(背中の背骨)が大切】
早速答えからお伝えしていきます。
肩の痛みの改善には《胸椎(背中の背骨)》の柔軟性や動き、関節の位置が適切であることが重要です。
胸椎とは図に示すとこの場所です。
次に胸椎が肩の痛みにどう重要なのかをお伝えしていきます。
【胸椎は頚椎、肩甲骨の土台になります】
胸椎は頚椎(首の骨)と肩甲骨の土台になります。
頚椎の位置や動き、肩甲骨の位置や動きはほとんどの場合胸椎と連動しています。
例えば、
胸椎の動きが悪いと、その分頚椎に負担が大きくかかったり、肩甲骨が固まったりします。
●頚椎の動きは胸椎と連動する
頚椎と胸椎はつながっているので、それぞれ連動して動きます。
例えば、上を向いたり、横を向いたりするときには必ず両方が一緒に動くようにできています。
しかし、ここで胸椎が硬くなってしまうと、その分を頚椎が補う必要があります。
そうすると頚椎にはいつも以上の負担がかかって痛みにつながってしまうことがしばしばあります。
●肩甲骨の動きは胸椎と連動する
肩甲骨は背中にある翼のような骨のことです。
肩甲骨は背中の姿勢にとても影響を受けます。
例えば、胸椎が丸くなり、背中が丸くなると、肩甲骨も同時に両側に開いて丸くなります。
肩甲骨には首と肩甲骨をつなぐたくさんの筋肉がくっついているので、肩甲骨が動かなくると周りの筋肉も同時に動かなくなります。
そうすると肩周りに痛みが起きることがあります。
【胸椎の動きや位置をよくするためには】
胸椎の動きや位置が重要だということはここまででわかっていただけたかと思います。
次に胸椎の動きをよくする方法についてお伝えします。
これをやると、肩周りの痛みを予防することができるのでぜひ試してみてください。
●胸椎をひねるストレッチ
このように最初に横向きに寝て、両手を合わせます。
次にその手を開き反対側に伸ばしていきます。
こうすることで、
・胸の前
・背中(胸椎)
をストレッチすることができます。
●胸椎を反るストレッチ
このように、背中の真ん中あたりにバスタオルなどを丸めて入れた状態でバンザイをします。
こうすることで背中を反って胸椎を伸ばすことができます。
猫背の人には非常に効果的です。
●キャット&ドッグストレッチ
これは四つ這いで背中を丸めたり、反ったりすることで胸椎の柔軟性を改善するストレッチです。
このストレッチにより、頚椎〜胸椎〜肩甲骨を連動して動かし、全体的な柔軟性やしなやかさを出すことができます。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。
今回は肩の痛みを胸椎の動きを改善することによって予防する方法をお伝えしました。
慢性的な肩こりや頭痛、何かしらの肩の痛み、スポーツによる肩の痛みをお持ちの方はぜひ一度試してみてください。
整体院Oasis 院長 笠井