開脚の練習をしてもなかなか開かない・膝痛が良くならない・太ももの外側が張る・O脚である、、、。
これらの症状に共通しているのは大腿筋膜張筋の固さです。
この筋肉が硬いと股関節を動かすのに色々な不具合が生じていきます。
今回は股関節が硬い方向けの寝たままでもできる大腿筋膜張筋のストレッチを紹介していきます。
大腿筋膜張筋とは
【大腿筋膜張筋の場所】
大腿筋膜張筋とは太ももの外側を通る筋肉で上前腸骨棘から腸脛靭帯までつながり、主に股関節の外転・屈曲・内旋の働きをしています。
開脚や足を交差させる動作などがスムーズにいかない場合大腿筋膜張筋の硬さが考えられます。
ひどいと膝痛や股関節痛が現れたり、歩行が辛くなることもあります。
どうして硬くなるのか
大腿筋膜張筋は太ももの外側にある筋肉なので、O脚の人は特に足の外側に負荷をかけて歩いてしまい、筋肉も硬くなります。
ランニングなどの走る運動をしている人でも硬くなってしまうことから使いすぎが原因の場合が多いです。
腸脛靭帯が炎症をおこしたり、お尻の筋肉も影響して硬くなり、開脚動作もますます苦手になってしまいます。
そのため定期的にストレッチしてほぐすようにしておきましょう。
股関節の硬い人に効く!!
寝たままできる大腿筋膜張筋のストレッチ
股関節が硬くて開脚が難しい人はいきなり開脚の練習に入るよりも、まずはその硬くなった筋肉を伸ばし可動域を上げることから始めましょう。
開脚をするための下準備として取り組みましょう。
今回は硬い方向けの寝たままでできる大腿筋膜張筋のストレッチ法を紹介します。
●やり方
1,仰向けになり、両ひざを立てる
2,片方の足のくるぶしを反対のひざの外側にかける
3,立てているほうの足を内側へ倒す
4,骨盤と太ももの外側の伸びを感じられればOKです
※反対側も同様に行う
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