腸と妊活の関係(2019年08月01日 21時56分) Pono

サロンへお越しいただくお客様のお悩みベスト5に入る便秘
便秘は、多くの女性が悩まされています。
そして、実は、不妊で悩んでいる女性も、便秘の方が多いようです。
それには理由があります。
便をうまく押しだせない便秘とは、『腸』の働きが正常でない、ということ。
便秘が長引くと、宿便となって体内に溜まってしまい、体に毒素を溜めこんでしまいます。
また、『腸』に近い、骨盤内の子宮や卵巣が便によって圧迫されると、生殖機能が働きにくくなり、不妊の原因となるからです。
そして『腸』は、妊娠するために、とても大切な器官でもあるのです!
今日は、『腸』の大切さについて、ご説明しますね。
女性ホルモン、男性ホルモンなどは、脳の下垂体からの指令で分泌が調整されますが、加齢や脳の働きが低下すると、ホルモン分泌の調整が悪くなり、ホルモンバランスが乱れてくるといわれています。
体内のあらゆるバランスを整える自律神経も、脳からの指令によって調整されています。
ところが、ホルモン分泌指令を出す中枢だと思われていた脳に、指令を出している臓器があります。
それが『腸』なのです。
『脳腸相関』という言葉があり、これは脳と腸が繋がっているという意味で使われています。
『腸は第二の脳』という言葉もあります。
その理由は、生命は受精すると腸から作られ、脳は最後にできる臓器だからです。
『腸』は体から切り離されても、脳からの指令を受けずに、独自の神経回路を持っているのでしばらくは動き続けます。
『腸』は、脳が持つ神経系列をすべて持ち合わせています!
これは、『腸』が、「感情」を司っている、とも言えます。
それは、日本語にも表れていて、
「腹を決める」
「腹が立つ」
「腹の虫が収まらない」
「腹を割って話す」
「腹黒い」

その他、感情を『腸』で表わす言葉はたくさんあります。
「ガッツ」という言葉も英語(gut)で、『腸』を表わす言葉です。
また、幸せホルモンのセロトニンは、脳にあるのはたった2%で、95%程は小腸にあります。
脳の2%が乱れる事で、精神状態が乱れてきます。

脳にある2%のセロトニンも腸内細菌によって、セロトニンの材料となるアミノ酸が作られる事で脳に運ばれ、脳でセロトニンが分泌されます。
つまり、、、『腸』がキレイだとセロトニンの分泌が高まり、ストレスホルモンの調整を行います。
便秘でイライラするのは、『腸』が乱れているから、脳も乱れます。
「ホルモンバランスが乱れている」方の多くは、『腸』が乱れている方が多いのです。
「ホルモンバランスが乱れている」ということは、赤ちゃんを授かりにくいカラダということ。
ホルモンバランスを整えるためにも、『腸』をキレイにすることが大切です。
『腸』をキレイにするためには、『デトックス』が必要です。
デトックスには食事に気をつけ、そして、リンパを流し、身体の中から老廃物を排出する事♪
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