「痺れ」とは、
簡単に言うと「血流不足」です。
誰もが経験するのは、
慣れない正座を長くすると「痺れ」を感じるのがそれです。
正座もしていないのに痺れる場合、
主に3つの原因があります。
腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群のいずれかもしくは、
二つの問題を抱えている場合です。
今まで、脚の痺れを訴えておられるお客様の施術をたくさんしてきましたが、
ほぼ100%の方の股関節周りの筋肉が凝り固まっています。
と言うことは、腰椎椎間板ヘルニアと梨状筋症候群または、
脊柱管症候群と梨状筋症候群といった
二種類の問題を抱えておられることが多いのです。
当然痺れが強ければ手術を勧められますが、
まず、梨状筋を解して坐骨神経の圧迫を取ることで、
痺れが取れるまたは軽減することが少なくないことを知って頂きたいのです。
手術は多くのリスクを伴います。
梨状筋の状態が良くなっても痺れが続くようであれば、
手術という選択肢を視野に入れても遅くは無いのではないでしょうか?
介護施設で働いていた頃、
手術中に脳梗塞を起こして、
痺れどころか、半身麻痺という後遺症で、
残りの人生の行動半径を狭くした方達を何人も見てきました。
大事な身体ですから、慌てずに冷静に行動しましょう。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)