こんにちは。
梅雨入り前だというのに雨が多い毎日で、洗濯物のタイミングが気になる今日この頃です。
自分が子供のころとは違うよね?梅雨前にこんなに雨続きじゃなかったし、ゲリラ豪雨なんて、南国みたいじゃない???
とにかく、湿度が高くって、だるいような、頭が重い日もあるような。
明らかに日本の気候も温暖化で変わってきていると感じます。
私は社会人になった直後から海外に出て、長期間暮らしていたのですが、そこが所謂、南国の国、熱帯気候の地域ばかりでした。その後、10年以上経って日本の生活に戻った時には、日本の、東京エリアの気候も凄く変わったと明確に感じて、ちょっとビックリしたことを覚えています。
つまり、前置きが長くなりましたが、漢方学を含む【中医学】の基、五行論っていうのも、環境の変化に伴って、歴史的に変遷していくものなんだなあと、改めて思います。
地域、気候、時代に適合した【中医学】、【漢方学】の知識が必要とされるわけで、今までの【五行論】の型に当てはめて考えてばかりでは対応できないな、より勉強せねばと思います。
そんなことばかり考えてると “ハゲるよ、漢方学は沼なんだから” と言われるのも納得 ( ;∀;)
そもそも【中医学】の【中】とは中国の【中】かなと、昔は単純に考えていました。
【中】は、中原(ちゅうげん)から。
中原とは、中華文化の発祥地である黄河中下流域にある平原のことで、古代中国の中心地であった現在の河南省一帯を指していました。
中国人の先生によると、狭義では、漢民族の支配する地域の代表的な場所ということで、【中医学】とは漢民族が積み重ねてきた伝統的医学ということだそうです。
この地域では夏に雨が集中し、夏の後半の長引く雨を【長夏】といいます。
五行論では、木(春)→火(夏)→土(超夏)→金(秋)→水(冬)とされますが、日本の梅雨が【長夏】に当たるため、土(長夏=梅雨)→火(夏)と順番が入れ替わります。
中国は壮大なスケールの国で、気候も其々。自然の恵み、育つ薬草の種類も違うし、どんな医療や薬が必要かという需要も異なります。
まして、日本はもっと違いが大きいわけですから、昔の型、一般的なパターンに捕らわれすぎず、今の自分に合う漢方薬や健康法に出会うことが大切だと思います。
では、それって???
➡<後半>に続く
#漢方学 #中医学 #むくみ #梅雨 #湿邪 #長夏
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