ペパーミントとは
ミントとは、ハッカ(Mentha)属の植物の総称です。全世界で栽培、交配が盛んに行われてきたため、認定されている品種だけでも100種類以上あり、認定されていないものを含めれば600種類とも。種類によって、香りも大きさも葉姿も異なります。
こちらはスペアミント。葉がギザギザとがっているのが特徴の人気があり、ポピュラーな品種です。
こちらはスペアミント。葉がギザギザとがっているのが特徴で、人気のあるポピュラーな品種です。
その中でも、今回の主役・ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの自然交配で生まれた交雑種で、ミントの代表的な品種の一つです。
ペパーミントの爽やかな清涼感と刺激的な風味の主成分は、メントール。メントールには、鎮痛・鎮痒・冷却・防腐・殺菌作用があるため、湿布や軟膏など医療分野でもよく使われますね。また、その爽快感から、歯磨き粉やガム、化粧品などにも利用されています。
メントールには胃の消化促進作用があるため、食後のティーとしてもおすすめで、食べ過ぎ・飲みすぎなどで胃の調子が悪い時や、胃のむかつき症状、胃潰瘍の予防にも○。
風邪の引き始めに飲むとすっきりしますし、乗り物酔いを緩和する効果も期待できます。
加えて、ペパーミントには鎮静作用があり、精神的な緊張を和らげ、イライラをしずめ、心身をリラックスさせ、安眠へ導いてくれます