ラベンダーの香りの効果・効能!①リラックス作用
人は、交感神経と副交感神経によって体の生命維持機能を調節し、また心の安定を保っています。この交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、体や心に様々な不調をきたすようになります。ラベンダーの香りをかぐと、副交感神経が優位になって、リラックスした気分になります。
また、交感神経による緊張がゆるむことから血圧が低下したり、痙攣を抑えたりするとされています。これらの効果から、うつや無気力、不眠、ストレス解消といった心へのよい作用と、血圧低下や筋肉の緊張をほぐすなど体へのよい作用の両面が期待できます。
さらに、ラベンダーの香りをかぐことで、気分を安定させるα2波というリラックスした状態で出る脳波が増加したという研究結果も、リラックス効果が高いという裏付けとなっています。
ラベンダーの香りの効果・効能!②鎮痛・傷の鎮静作用
ラベンダーに含まれる香り成分「酢酸リナリル」は、精神を安定させるセロトニンの分泌を増やす効果があります。これにより、傷の痛みを和らげる鎮静作用や、頭痛や生理痛、胃痛を和らげる鎮痛作用が期待できます。
ラベンダーの香りの効果・効能!③抗炎症・殺菌作用
抗炎症作用や殺菌・消毒作用があることから、傷の治りを早めてくれる効能があります。特に軽いやけどやかすり傷などへの効果が高く、痛みが治まるだけでなく、跡も残りにくくなるそうです。