ホリスティック医学の第一人者と言われる帯津良一先生。
ホリスティック医学とは部分ではなく人間を全体でまるごと捉える医学です。
ホリスティック医学には「修理工をやめて庭師になろう」というスローガンがあるそうです。
木や草花に語りかけるように患者さんと関わっていこうという思いからのスローガンです。
帯津先生の著書はそんな大きな温かい人柄が感じられます。
病気の部分だけを診ているのではないので、健康法についても万人にとっての唯一の正解はないと仰っています。
食でもサプリメントでも合う人もいるし、合わない人もいる。タイミング、量、相性もあります。
骨格の歪みも「万病の元」と言われてますが、万病の原因は一つではないので、無理に骨格だけ調整しても、逆にバランスを崩すこともあります。
帯津先生は心の養生を重要視されています。
自分の生命力を高めることが、自分にとっての良し悪しが判断できるようになる方法です。
体にとって良いと言われる食事をして、運動をしていても心が乱れていては良い結果に繋がりません。
そこで心の循環をおすすめしています。
人の心は、哀しみ→希望→ときめき→気持ちが前向きになる→哀しみの循環を繰り返している
循環が滞らないように心のゴミを捨てる
直観やイキイキ・ワクワクを大事にする
病の状態のときは体もですが、心も元気が無くなってしまいます。
そんなときに帯津先生の本を読んでみるともっと大らかになってもいいかなと思えてきます。
重い病でも本人や周りの人が楽観的な言葉を使う方が治りやすいと言われてます。
人の気持ちはいつも揺れ動いてますが、不快な状態をいつまでも留めておかないように循環させていきましょう。
華厳経
一切は心より転ず
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