出産後は骨盤が開いて
歪んだままであることが多いため、
しっかりとケアすることを勧めします。
出産で開いた骨盤は
産後2~6カ月のケアがベストです。
■産後の骨盤をケアしないと
産後の骨盤を放っておくと、
以下の体調不良となることがあります!
健康面
・腰痛、肩コリ、恥骨痛
・冷え性、生理不順、便秘
・姿勢の悪化
・疲れが取れない
・尿漏れ
美容面
・体型が崩れる
・下腹部ポッコリ
・太りやすい体質になる
・妊娠前の体重に戻らない
■妊娠・出産による骨盤の変化
①理想的な骨盤と背骨
背骨の理想はゆるやかなS字カーブ。
背骨がこの形にあるとき、
首・肩・腰に負担はかからない。
②妊娠中の骨盤と背骨
大きくなったお腹を支えるために、
骨盤は前傾して反り腰になることが多い。
反り腰では背骨を丸めて
前後のバランスを取ろうとするために
猫背となり、首・肩・腰への負担が大きくなる。
妊娠後期にホルモン、リラキシンによって
胎児が産道を通りやすくするために骨盤が緩まる。
③出産
産道を広げるために骨盤が最大に開く。
④出産後の骨盤と背骨
骨盤が開いたことでお尻のサイズが
かなり大きくなったと感じる。
産後、リラキシンの分泌は
半年程度かけて
徐々に減少してゆくため、
産後に子宮が回復しても
骨盤がグラグラの状態が続く。
この時期に骨盤に負担をかけると
骨盤が歪みが強くなり、
腰痛や肩こりなどのさまざまな
トラブルを引き起こす原因となる。
体を休めたあと、
運動や骨盤のケアをしないと
骨盤は閉じずに前傾したまま、
反り腰が維持されることがある。
■産後の骨盤ケアはいつから?
産後2~6カ月と個人差がある。
産後1カ月は出産によるダメージが
母体に残っているため、
ゆっくりとカラダを休める。
産後、半年間は
リラキシンの分泌により
骨盤が緩んでるので、
骨盤を元に戻しやすいが、
それを過ぎると骨盤が固まって
元に戻しにくくなる。
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