温かくなってきてそろそろ運動をはじめようかなー。
と、思っている方も多いのかなーと思うので、
今回はストレッチの使い分けについてお話します。
まず、ストレッチの種類は大きく分けて2種類あります。
①動的ストレッチ
ラジオ体操やブラジル体操など、反動をつけながら行うストレッチ。
②静的ストレッチ
同じ体勢を保持するヨガのような反動をつけずに行うストレッチ。
どのように使い分けるかというと、
◎運動の前に動的ストレッチ。
◎運動の後は静的ストレッチがおススメです。
詳しく解説すると、
動的ストレッチを行うことで、
交感神経という身体を目覚めさせる神経の作用が強くなります。
すると、瞬発力や筋力などが身体が運動しやすい状態に準備されるので、
運動のパフォーマンスが上がったり、初めから動きやすくなるからです。
静的ストレッチを行うことで、
副交感神経という身体をリラックスさせる神経の作用が強くなります。
すると、筋肉内の血流は良くなりますが、身体が休もうとするので、
運動後に行うことで疲労回復が促進されたり、
使い過ぎて縮まった筋肉が緩みやすくなるということです。
逆に静的ストレッチをしてから運動だと、パフォーマンスが低下することがあります。
※静的ストレッチ→動的ストレッチ→運動の順はOK!
運動後に動的ストレッチだと、身体が興奮状態になり、休みにくくなります。
安全性を考えれば、静的ストレッチのほうがいいので、
久々に運動を始めるぞー!!
って方は、静的ストレッチだけを数日行って身体を準備してから
【静的ストレッチ→動的ストレッチ→運動→静的ストレッチ】
さらに就寝前に静的ストレッチをすることで、就寝中に疲労回復が促進されるので、
疲れが残りにくくなるので、おススメです。
せっかく運動のやる気がでてても、しんどくなったり、ケガになってしまうと、
良くなるどころか悪くなったり、運動が嫌いになり辞めてしまうかも知れません。
正しい知識を知っていると身体が使いやすく、健やかに暮らせると思いますので、
運動やトレーニングのご相談などもお待ちしております。