「免疫力」を上げるための食事は
それほど複雑なものではありません。
必要な栄養素を摂取し、
そして不必要な食べ物を摂らないだけで、
おのずと食事から免疫力はアップしていきます。
不必要なものとは、
添加物をたっぷりと
使って作られた
超加工食品、
血糖値を上げる
小麦粉を使った製品、
体に悪い油を使ったもの、
精製された白砂糖や
人工甘味料を使った製品
などが挙げられます。
ただ、
食事の面で
勘違いされているポイントが
多々あるのも事実です。
たとえば、
「1日3食をしっかり食べることで免疫力アップにつながる」
という内容については、
明確に否定されています。
生きるために
しっかりとエネルギーが必要だった昔とは異なり、
飽食の現代においては、
食事が原因によって生じる
糖尿病や高血圧、
脂質異常症をはじめとした
「食源病」
が蔓延しています。
がん、心臓病、脳疾患ですら
この食源病にあたるのです。
さらに、
肥満の人(BMI値が25以上)の割合は、
男性で33%、女性で22.3%という
数字から明らかなように、
実質3~4人に
1人が太っているということになるのです。
肥満や生活習慣病は
免疫力を下げる要因です。
そのため、
1日3食を食べる必要は
実はないのです。
最近では、
健康への意識が高い方々を中心に
「16時間断食」
が取り入れられていますが、
これも食べない時間をあえて設けることで
「体内の細胞が若返る」
「血糖値が正常に保たれる(食後血糖値が急上昇&急下降しない)」
「脂肪の分解が促されて肥満が解消される」
など、様々な効果が期待されるのです。