最近、こんなことありませんか?
「聞こえが悪くなった気がする」
「目が疲れやすい」
「健診でコレステロールが…」
「躓いて転んでしまった」
実はこれ、
一つでも該当する方は…
\脳の老化サイン/
かもしれません。
しかも
そのまま放っておくと
将来認知症になるリスクが
知らぬ間に高まってしまう恐れがあります。
世界的な医学誌『Lancet』が2024年に
脳を老けさせ、認知症リスクを上げる「14の修正可能な因子」
を発表しました。
たとえば、
・聞こえにくさ
・視力の低下
・悪玉コレステロールの高さ
・運動不足
・ストレス・落ち込み
・孤独
・大気汚染 など
「え?これも?」と思うような、
私たちの日常に潜む原因 ばかりです。
ですが、がっかりする必要はありません。
これらの因子に対策することで、なんと
\認知症リスクが45%も低下/
するという研究結果が
報告されています。
つまり今は、
脳の老化を
“予防できる時代” に入ったということ。
知らないままでリスクが高まるのは、
本当にもったいないですよね。
そこで本日は
脳の老化を進める14のリスク因子と
今日からできる!具体策
についてお伝えします。
後半では具体的な対策もお伝えします。
あなたの「未来の脳」を守るために、
ぜひ今日の内容をチェックしてみてくださいね。
◆【知っておきたい】 脳の老化を進める14のリスク因子
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Lancetが示したのは
次の14項目です。
(Prof Gill Livingstonら、2024)
・難聴
・視力低下
・高LDLコレステロール
・運動不足
・糖尿病
・肥満
・喫煙
・過度の飲酒
・高血圧
・抑うつ
・社会的孤立
・大気汚染
・頭部外傷
・低い教育歴(認知予備能の低下)
ぱっと見ただけだと分かりにくいので
大まかに分類してみましょう。
①脳への刺激不足
(難聴、視力低下、抑うつ、孤立、低い教育歴)
②血流トラブル
(LDLコレステロール、糖尿病、肥満、喫煙
過度の飲酒、血圧、運動不足)
③脳のダメージ
(頭部外傷)
④その他
(大気汚染)
多岐にわたる項目があるので
複数該当していて
不安に思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、
これらはあくまでも今の時点のリスクのこと。
すべて
「修正可能=対策すれば変えられる」
ものたちです。
研究によれば
14項目すべてに対策した場合
認知症リスクが45%も下がる可能性があるとのこと。
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今できることに取り組むだけでも
未来の自分のための
健康貯金が積み上がっていくことでしょう。
そこで、ここからは
今日からできる「脳の若返り習慣」を
ご紹介します。
◆ 今日から始める脳の若返り対策
① 脳への刺激を入れる
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刺激が減ると、
脳は“メンテナンスされない筋肉”のように
どんどん弱ってしまいます。
・難聴・視力低下は放置せずケア
(補聴器・眼鏡も積極的に使う)
・人と話す機会を意識的に作る
② 脳の血流を維持する
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血管のトラブルは
脳の“エネルギー不足”を招き、
記憶力や判断力がガクッと落ちていきます。
・バランスの良い食事
・適度な運動
・体重維持
・禁煙、過度な飲酒を避ける
③脳のダメージを避ける
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・転倒予防のためのヘルメット
・家の床に滑り止め対策をする
④大気汚染に気を付ける
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・PM2.5が多い日は無理に外出しない
・部屋の換気を心がける
いかがでしょうか?
認知症というと
遠い将来のようでピンとこない方が
多いかもしれません。
ですが
「ちょっと気をつけるだけ」で、
脳の未来を大きく変えることができます。
数年後に「やっておけばよかった…」と後悔しないよう、
今日のうちに一つだけでも実践してみてくださいね。
今が一番若い時です。
できることから少しずつ始めてみましょう!