お正月休みが終わって、
「胃が重い」
「お腹の調子が戻らない」
「正月疲れがとれない」
そう感じていませんか?
お正月休み明けに
この症状が出る大きな理由は
【腸の疲れ】にあります。
年末年始は、
食事の量が増え
さらに、食べる時間も
不規則になりがちですよね。
さらに、
お酒や砂糖の多い料理が続くことで、
腸が疲れて起こるのが
【正月疲れ】なのです。
でも、腸の疲れってどう取るの?
消化にいいものだけにすると
空腹感や栄養不足が気になる…
と、なかなか腸を休ませる
いい方法が見つからないものですよね。
実は——
そんなあなたにおすすめしたい
腸を休ませながら
空腹感も抑え
必要な栄養をまとめて補える、
「最強スープ」があるのです。
それが、ボーンブロススープ。
「え?スープでそんなことができるの?」
と思われたかもしれません。
実はボーンブロスは、
昔から体調を崩したときの回復食として
使われてきたスープで、
近年の研究で、
腸との関係もあらためて注目されています。
そこで今回は、
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正月明けに疲れた腸を
美味しい一品で立て直す
ボーンブロスの
正しい考え方と取り入れ方
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について、お届けします!
◾️ボーンブロスって?
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まずボーンブロスとは、
牛・鶏・魚などの骨を
長時間煮出して作るスープのことです。
骨や軟骨を煮込むことで、
コラーゲンがスープに溶け出します。
このスープを冷やすと
ゼリー状に固まりますが、
これがゼラチンと呼ばれる成分です。
ボーンブロスは、
このゼラチンをはじめとする
さまざまな栄養素を含んだスープなのです。
例えば、
・グルタミン酸
・グリシン
などのアミノ酸や
骨から出てくる
・カルシウム
・マグネシウム
といったミネラルも
豊富に含まれています。
さらに、
ボーンブロス自体は低カロリーですが
電解質、塩分も含まれているため
つらい空腹感を和らげてくれます。
無理せず食べ過ぎた体を回復させるのに
最高のスープなのです。
◾️腸を休ませつつ
「修復する」という発想
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ボーンブロスは液体なので、
固形物を消化するのに比べて
消化の負担が少なくすみます。
だから、腸を休めつつ、
必要な栄養を摂ることができます。
そして重要なのが、
ボーンブロスに含まれる
グルタミンなどの成分に
腸の粘膜を修復する
機能がある、という点です。
グルタミンは、
腸粘膜の主要エネルギー源です。
グルタミンで、
・腸のバリア機能を回復する
・リーキーガットを
グルタミンを用いて治療する
といった治療の考え方があるように、
ボーンブロスの成分は
「腸の修復」という観点で
非常に重要な食品だとされています。
また、スープに含まれている
アミノ酸のひとつであるグリシンは、
炎症を抑える作用があるとされ、
腸を含む全身の臓器の炎症を
抑える作用があります。
◾️研究が示す
ボーンブロスの可能性
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2025年に報告されている
ボーンブロスの研究では、
「ボーンブロスが
腸の炎症を抑え、
腸粘膜のバリア機能を
改善する効果がある」
と、はっきりと書かれています。
特に、
・クローン病
・潰瘍性大腸炎
といった炎症性腸疾患では
腸のバリア機能が一時的に低下しています。
そのような状態で、
ボーンブロスを摂取することで
腸粘膜の回復に役立つ可能性が
指摘されています。
さらに、
炎症を起こしたマウスに
ボーンブロスを投与すると
・腸粘膜が改善する
・腸の炎症性物質(サイトカイン)
の産生が抑えられる
・腸内細菌が回復し、悪玉菌が減った
といった報告もあります。
◾️知らずに選ぶと危険!
骨選びのポイント
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ボーンブロスを作る際、
ひとつだけ、必ず注意してほしい点があります。
それが、
使う「骨の質」です。
市販の安価な牛骨や、
ブロイラーの鶏の骨、
養殖の魚の骨を使うと、
メリットよりもデメリットが
大きくなるリスクがあります。
というのも、
骨はカルシウムだけでなく、
環境中の重金属が
溜まりやすい場所だからです。
実際、ある研究では、
鶏から作ったボーンブロスを調べたところ、
調理に使った水道水の
8倍の鉛濃度が含まれていた
という報告があります。
すぐに危険なレベルではないものの、
慢性的に摂取すると、
神経や血液への悪影響が
懸念されることが分かっています。
また、
骨由来のカルシウムサプリでも、
鉛やカドミウムによる汚染が
報告されているように、
骨に蓄積する重金属は
無視できない問題です。
さらに、
飼育環境の悪い動物では、
成長促進剤や抗生物質が
骨に残っている可能性があります。
実際に、食用鶏に
ドキシサイクリンという
抗生物質を投与した場合、
投与終了から22日後でも
骨に高濃度で残っていた、
という研究報告があります。
養殖の魚も同様に、
抗生物質や薬剤が
骨に蓄積する可能性があります。
そのため、ボーンブロスを作るときは、
・放牧飼育の牛の骨
・平飼いの鶏の骨
・天然の魚の骨
を、できるだけ選びましょう!
◾️実は、心にも関係していた!
ボーンブロスの話
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ボーンブロスは
メンタル面の健康にも大きく影響する
ということが分かってきています。
たとえば、
・自閉症
・ADHD
といった患者さんに対して、
食事療法を提案する際には、
ボーンブロスが
重要な推奨食品のひとつに
含まれていることがあるほどです。
ボーンブロスは、
昔ながらの知恵に富んだ
シンプルな食品ですが、
最近になって、
そのエビデンスが
しっかりと分かってきました。
素材の良い
ボーンブロスを摂取することで、
・腸を休め
・体を癒し
・心の健康にもつながってくる
ということです。
◾️ボーンブロス作りのコツ
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自宅で作る場合、
圧力鍋を使えば
短時間で作ることはできますが、
・スープが濁りやすい
・ゼラチン量が少ない
という特徴があります。
一方で、
24時間ほど
煮込んだボーンブロスは、
味も良く、
栄養もより多く入るので
じっくり煮込んだスープがおすすめです。
実際に作るとなると、
「24時間も煮込むなんて大変そう…」
と感じるかもしれません。
でも、やることはとてもシンプル。
鍋に入れて火にかけたら、
あとはほとんど放置するだけです。
難しい手順も、
特別な技術もいりません。
「今日は腸を休ませたいな」
そんなタイミングで、
気負わず一度、試してみてください♪