“内臓の冷え”を防ぐ、上手な飲み方とは
「どんな飲み物が体を冷やしにくいか」
を覚えておくのも手
例えば、食事時は必ず温かいものと摂ると決めます。
まずは朝食、もしくは通勤時の飲み物を変えてみる。
そもそも、人間は朝食を摂らないと、
なかなか体温が上がりません。
何も食べずに家を飛び出し、
冷たい缶コーヒーやペットボトルの緑茶を一気に流し込めば、
当然、胃腸にも負担がかかります。
朝は朝食をしっかりとって体温を上げる。
その際、温かい紅茶やカップスープなど、
温かい汁物や飲み物も一緒にいただく。
どうしても朝食をとる時間がない方も、
温かいカフェオレやスープだけでも摂りましょう。
ランチタイムも、温かい汁物をいただきます。
温かいそばやうどん、
味噌汁やスープのついている定食やセットメニューもよい。
夏はお店から冷たい緑茶や水が出されると思いますが、
選べるのであればぜひ、温かい物をいただきましょう。
また、冷たいものを飲む時は、
「一気飲み」「がぶ飲み」を控えます。
ガブガブとのどに流し込まず、
一口ずつ、いったん口にふくんでから飲み込む。
このひと手間で、胃腸への刺激も和らぎます。
以前、栄養サポートをしていたサッカー日本代表の選手も、
常日頃からキンキンに冷えたものを口にしないよう、
気を付けていました。
練習中でも用意していた飲み物は常温、
または温かい物が基本。
冷たいものを飲む時は必ず、
口の中で噛みながら、ゆっくりと飲む習慣が身に着いていました。
そうすることで、体を冷やさないよう、
そして胃腸に負担をかけないようにし、
よいコンディションを維持していたのです。
また、「どんな飲み物が体を冷やしにくいか」
を覚えておくのも手。
日本の食文化にも身近な中医学では、
紅茶、中国茶、ハーブティー、ココアは体を温める働きが強く、
緑茶とコーヒーは冷やすと考えられています。
以上のことを知っておくだけでも、
「冷たい物を飲みすぎたかな」という日のリカバリーに役立ちますよ。
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