最近、在宅時間が増えたことで、デスクワークやテレビ鑑賞、スマホの操作時間など座って過ごす時間が長くなったという人は多いのではないでしょうか。
きょうは 「 長時間同じ姿勢による肩こり 」 についてお話していきます。
どうして長時間座り続けると肩が凝るのでしょうか?
座るという姿勢は基本的に前かがみになります。すると、身体を支えるために、重力に対して姿勢を保持するために働く背筋が緊張して、筋肉の中の血液の流れが悪くなり、筋肉中に疲労物質がたまります。それが痛みになり、その痛みが筋肉の緊張を誘発させて、肩こりに繋がる、という悪循環に陥ってしまうのです。
特徴として筋肉は、動かすことによって血流を全身に流すためのポンプの役割も果たしているため、筋肉を使って疲労が溜まったとしても、常に筋肉を動かしていれば血流が良くなって疲労物質が一箇所に溜まりにくくなります。
反対に同じ位置で動かさずに筋肉を使っていると、疲労もしやすく更に動きが少ないため血行不良となり、溜まった疲労物質が原因で筋肉は緊張しやすくなってしまいます。
座っている時間が長くなると、肩こり以外に眼精疲労や頭痛、冷え性、めまいなどの症状が起こりやすくなります。また重症化すると、やる気がなくなる、疲れやすいなどの症状が出ることもあります。
【 肩こり予防体操 : 肩回し 】
肩先に両手をのせ、肘で大きく円を描くように回します。前回し10回、後ろ回し10回ずつ。肩甲骨が大きく動いてるか意識しながら行いましょう。
出来るだけ辛くなる前に意識して行っていけば、肩こりになるような負担を軽減することはできます。是非参考にしてみてください。
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