おはようございます!
突然ですが
姿勢に自信はありますか?
もしくは周りに姿勢のいい人はいますか?
周りを見渡すと姿勢がキレイな人はなかなか見当たらない
のではないでしょうか。
現代人に一番多いのが「猫背」です。
猫背というのはその言葉のとおり
背中が猫のように丸まってしまっている状態。
長時間のデスクワークや、
今や片時も手放せないスマホやタブレットが原因で
常に頭が前に垂れ下がっています。
一番重たい頭が前にズレれてしまうと
首の骨が丸まり
胸の骨も丸まり
腰の骨まで丸まって
背骨全体を丸くし、
骨盤を後ろに傾けます。
まさにC字型の背骨に!
(本来背骨はS字です)
こうして猫背の出来上がり。
頭が前に出た分、背中と腰を後ろに倒して
なんとかバランスをとっている状態です。
では、背中が丸まった姿勢が日常的に続くとどうなるでしょうか?
まず、肩の骨と肋骨が前方に落ち込み肺を圧迫します。
骨と筋肉で押さえつけられるような状態になり
呼吸のときにうまく肺が膨らまず、
息を吸いきれなくなります。
そのため、浅くて短い呼吸になりがち。
呼吸が浅くなると酸欠になり
・脂肪の燃焼率が悪くなったり
・頭がぼーっとして集中力がない
・やる気が出ない
・疲れが取れない感じがする
というなんとも辛い状況に。
また、猫背姿勢の場合は
肩甲骨が背骨から離れて外転している状態。
肩甲骨が外に外転した状態が続くと、
僧帽筋(肩の筋肉)が
常に外側に向かって引っ張られ続けるので
筋疲労を起こし、肩こりが発生します。
クラスに参加している生徒さんの8割~9割の人が
最初に「肩こりを感じる」と訴えているのは
この日常の姿勢が原因です。
さらに困ったことに、
この猫背姿勢は内臓機能にも影響します。
この記事を読みながらわざと
猫背にしてみてください。
肩が前に落ち込み、背中が丸まると
お腹のあたりがブヨブヨになっているのではないでしょうか。
お腹には消化器官や生殖器などの内臓がおさまっていますが
背中をぐしゃっと丸くした姿勢が続くと
あばら骨が上からずんっと腹部に乗っかってくるため
体の内部では
大腸・小腸の上に胃やら肝臓やら腎臓やらが
どっしり乗っかってきて内臓下垂状態に。
内臓同士が骨盤のあたりに集まってしまうと
臓器と臓器の間にゆとりがなくなってしまうので
血流が悪くなり、臓器が冷えます。
臓器が冷えると生命維持の危機に陥る!
と焦った脳は皮下脂肪をおなかに集めて臓器を温めようと
指令を出し、ぶよぶよたるんでしまいます。
ダイエットしても、下腹部だけ痩せない
という方の声も多く、その原因は日常の姿勢にあったのです。
サロンでは、
C字に丸まった背骨をS字に整える
ストレッチを行います。
骨格の歪みを整えて、日常生活の中で
正しい姿勢をとりやすい体づくりをしていきます。
キレイな姿勢、正しい姿勢でい続けるのが
窮屈、しんどいと感じている方は
骨格から歪みが起きています。
歪みの少ない整った体だと、
キレイで正しい姿勢でいる事の方が
ラクに感じられるようになるのです。
辛い肩こりや、集中力の低下、内臓機能の活性化
が叶う正しい姿勢づくり。
これを読んだ今からでも
背筋を伸ばして1日過ごしてみてください。
一度背骨の状態や姿勢のチェックを受けてみたい方は
30分のショートメニューもありますので
お気軽にサロンにお越しください(^^)/
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