全力ストレッチ新宿御苑店 筋肉担当のFUKA です
力士は肩こりが少ないと聞いたことはありますか?
本日は肩の症状と深い関係のあるローテーターカフ(回旋筋腱板)と僧帽筋についてです
肩は頼りない構造をしていて、体の前部は細い鎖骨、後部では甲骨が腕を支えています。
腕は意外と重く、1本あたりの重さは体重の16分の1ほど。
たとえば、体重60キロの人なら 7.5キロ(両腕)の重さを支えていることになります
肩甲骨には骨格の助人的存在ともいえる僧帽筋という大きな筋肉がついていて、腕の重さを支えています。
そのためじっとしていても常に筋肉が緊張し、収縮しています。
筋肉の収縮にはエネルギーとして酸素が必要で、酸素は血行がよくないと送られてきません。
血行をよくするためには肩を動かすことが大事ですが、意識しない限り、日常生活のなかで僧帽筋を働かすような動きはほとんどしていません。
すると僧帽筋の緊張が続き、血行が悪くなった状態になります。これが、肩こりです
一方、力士のように、日常的に腕で物をぎゅっとつかんで引き寄せる動作をする人は、僧帽筋がよく発達しています。
僧帽筋が発達していると腕を支える力が強まり、肩こりに悩まされることも少なくなるのです。
加齢とともに肩の関節が弱くなると、ちょっとした刺でも傷がつき、炎症を起こします。そうなると痛みで腕を上げることができなくなるのですが、これが五十肩(肩関節周囲炎)です。五十肩の主な原因は、腕骨を取り巻くローテーターカフと呼ばれる腱の損傷ですから、炎症が起きている急性の五十肩のときは患部を動かさず、安静にしていることが大事になります。
炎症が落ち着いたあとは筋肉がさらに縮こまり、肩関節の可動域を低下させてしまうので適切なタイミングで適切なストレッチをかけて可動域を回復させていく必要があります!
肩の症状にお悩みの皆さん
その痛み、少しでも取りたくありませんか?
私たちが全力でお手伝いさせて頂きます