腸内細菌と社交性との関連性(2022年07月05日 10時00分) もりもり整体院

前回ヤクルト1000の話題をとりあげたのですがヤクルトを飲むだけでストレス軽減と睡眠の質向上に効果的だなんてピンとこない人の方が多いのではないでしょうか。

2021年6月30日にカリフォルニア工科大学の研究者たちの論文が『Nature』に掲載されました。

それによると
通常のマウスたちに比べ腸内細菌が存在しないマウスたちは、社交性が大幅に減少していることが判明したというのです。

また腸内細菌がいないマウスたちの脳を調べるとストレスに反応する領域が活性化し、ストレスホルモンが常に生産されていたことも分かりました。

そこで研究者たちがどの乳酸菌を与えたら社交性が回復するかを調べたところ。

『エンテロコッカス・フェカリス』を与えたマウスで社交性が大きく改善したそうです。

市販されている胃腸薬や腸活サプリメントの一部に含まれていて割とメジャーどころの乳酸菌みたいです
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つまり腸内細菌の一部はストレスホルモンの生産命令を抑制し結果的にマウスが社交的になるように精神的に余裕を与えていたのです。

人間には常在菌として腸に存在しているのですがその数が人によって異なる為、もしかしたらヒトの社交性にも影響を及ぼしているのかもしれません。

ヤクルト1000に含まれているかはわかりませんが、いなば食品さんはこの『エンテロコッカス・フェカリス』に特化した商品がAmazonで売ってますが効果のほどはわかりません