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もりもり整体院のブログ

お酒で顔が赤くなるのはなぜ

コロナが5類に引き下げられて歓送会や暑気払いなどでお酒を飲む機会が増えてきたのではないでしょうか。

そこで顔がすぐ赤くなる人と飲んでいても顔色ひとつ変わらない人がいます。

お酒を飲んで顔が赤くなる。動悸がしたり、血圧が上がるなどの状態を『フラッシャー』といいます。
後者を『ノンフラッシャー』といいます。 この原因は体内でアルコールが代謝される過程で生じるアセトアルデヒドの毒性が大きな原因です。

しかし顔色が変わらない人はアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が活性しているのでアセトアルデヒドを無害なお酢にして肝臓から排出させる能力が高いのです。
残念ながら一応遺伝的な要素によって決まってしまうのでトレーニングしてどうこうという話ではありません。

ちなみに日本人などの黄色人種は活性型が50%ですが白人や黒人はほぼ100%が活性型なのです。
アルコール依存症の治療では抗酒剤という薬があり、薬の力でALDHの活性をブロックして強制的に下戸にしてお酒を飲めなくさせる方法もあるそうです。

補足ですが非活性型なのに顔が全く赤くならない方もおられますので顔色だけで飲めるか飲めないの指標とはならないのでご注意下さい。

【注意点】活性型の方は飲めるのでアルコール依存症になりやすいため飲み過ぎ注意です。
非活性型の方はもともとアセトアルデヒドの分解能力が低いので飲む機会や量が多いと、その毒素に長時間さらされることにより咽頭がんや食道がんの罹患率が高くなることが研究によりあきらかになっています。

ですから飲めないのに無理に飲まない、飲ませないことが大切です。 以前はお酒が弱かったのに大学時代や若いときに強くなったという方は実は非活性型の場合もあるのでご注意を。

これはもともと活性型を持っている人ではなく肝臓のアルコール代謝が一時的に活性してるだけなのでお酒を空けるとまた弱くなるタイプなので負担がかかるのは変わらないですのでご注意ください

さけ
もりもり整体院のスタッフ もりもり

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もりもり モリモリ

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