こんにちは★プレシャスです
~肌悩み別~
エイジングケア用美容液の選び方のキホン
肌に悩みはつきませんが、エイジングという観点に絞ると、「シワ」「ハリのなさ」「たるみ毛穴」「シミ」が挙げられます。それぞれに効果的な成分を紹介するので、美容液選びの参考にしてください。
・シワ
乾燥による初期の小ジワは、保湿ケアを丁寧に行ってうるおいを補給することが有効です。しかし、エイジングに伴う深い加齢ジワは、保湿ケアでは改善できません。真皮のコラーゲンが減少して皮膚全体が弾力を失うことが原因なので、肌の弾力を高めるケアが有効なシワ対策になります。
おすすめの成分は「レチノール」です。ビタミンAの一種で、肌のターンオーバーを促進してコラーゲンを増やす働きがあります。油溶性の成分なので、美容液やクリーム、アイクリームなどに配合するのが一般的です。やや刺激が強いので、肌が弱い人は注意しましょう。
「ビタミンC誘導体」もシワ改善に有効な成分ですが、美容液の場合は「脂溶性(油溶性)ビタミンC誘導体」を選びましょう。有名なものには、「パルミチン酸アスコルビル」や「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)」があります。
・肌のハリのなさ、たるみ毛穴
加齢とともに加速するお悩みが、肌のハリのなさやたるみ毛穴で、一因はシワと同様です。真皮にはコラーゲンとエラスチンの繊維があり、肌の弾力を保っていますが、加齢によってこれらを生成する繊維芽細胞の働きが弱まり、生成量が低下します。
真皮のコラーゲンの減少や変性によって、肌の弾力が失われた肌には、縦長の涙状のたるみ毛穴ができます。エイジングに伴う毛穴悩みで、放置しておくと毛穴が連なってシワになってしまうため、早めのケアが肝心です。
たるみが原因の悩みには、肌の弾力ケアに効果的な「レチノール」入りの美容液を取り入れましょう。とくに毛穴ケア用とうたっていなくても、「レチノール」入りのものであれば、たるみ毛穴に効果的です。
・シミ
加齢に伴って目立つようになるのがシミです。美白成分にはさまざまなものがありますが、薬事的には美白化粧品の働きはあくまでも、〝メラニン生成を抑えてシミやそばかすを予防する〟ことです。美白化粧品はシミがつくられないよう予防的に使うものと考えましょう。
代表的な成分には「トラネキサム酸」「ビタミンC誘導体」「アルブチン」「コウジ酸」「カミツレエキス」「エラグ酸」などが挙げられます。
すでにできてしまったシミを薄くする効果があるのが、美容皮膚科でも処方される「ハイドロキノン」です。肌の漂白剤と呼ばれるほど効果が高い成分ですが、その分刺激が強いので、市販のものでは1~2.5%程度の配合になります。医師の処方があって4%の濃度のものをもらえますが、使用には注意が必要なので、必ず容量、使用法を守って使いましょう。
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