こんにちは★preciousです♪
肌の乾燥と年齢の関係とは
肌には本来、乾燥などの外部からの刺激を守る「バリア機能」が備わっています。
この機能には、肌のうるおいを保つ役割があります。
年齢を重ねていくうちに、バリア機能の維持に必要な皮脂などの分泌量が減っていきます。
バリア機能が低下すれば肌内部の水分が蒸発し、肌の乾燥を感じるという仕組みです。
他にも、加齢によって女性ホルモンが少なくなることも乾燥肌の原因と言われています。女性ホルモンの1つである「プロゲステロン」は、肌のうるおいを守る役割を担っているからです。
プロゲステロンが少なくなれば、肌も乾燥してしまうのです。
そういったことから、年齢と共に乾燥肌になりやすいと考えられています。
乾燥肌になる原因とは
本来、状態の良い肌であれば、自らうるおいを守ることができます。
しかし、肌は年齢とともに様々な影響を受けて、乾燥しやすくなります。
ここからは、乾燥肌の原因や対処法について紹介していきます。
・栄養不足が原因
食事は、肌を作る大切な要素です。
栄養バランスに偏った食事をすると、肌に必要な栄養が十分に摂り入れられない可能性があります。
食事の中でも、パスタや丼ものなどの単品料理や外食などで済ませてしまっている方は注意してください。
健康な肌を保つためにも、必須脂肪酸やたんぱく質、ビタミン類などの栄養素を意識して摂り入れるようにしましょう。
・外部からの刺激が原因
空気の乾燥や紫外線などの外部からの刺激は、乾燥肌の原因になってしまいます。
空気が乾燥していると肌内部の水分が蒸発してしまうので、室内にいて乾燥を感じた時は加湿器を使うなど、適切な湿度を保つようにしてください。
冬場はヒーターやエアコンを使うため、特に湿度が低くなります。
加湿器がないという場合は、濡れタオルを干すだけでも加湿をすることが可能です。
また、紫外線を長い時間浴びると日焼けをして、角質の層が炎症を起こした状態になります。
日焼けで肌がダメージを受ければバリア機能も低下するので、その結果乾燥肌になってしまうのです。
外に出る際は、日焼け止めを塗るなど紫外線対策をするようにしましょう。
年齢に合わせたスキンケア
肌の状態は年齢を重ねるごとに変わっていくので、年齢に合わせたスキンケアをしなければいけません。
肌の状態には個人差があるので、自分の肌に合うアイテムや方法を見つけましょう。
ここからは、年齢別のスキンケア方法について説明していきます。
・30代
30代を超えると肌のハリがなくなったり、毛穴が開いてきたりします。
このように様々な悩みが出てきやすい年代であるため、エイジングケアを意識し始める方も多いでしょう。
肌が生まれ変わる周期の「ターンオーバー」が乱れやすいので、バリア機能が低くなると言われています。
洗顔とクレンジングで汚れやくすみを落とし、化粧水や乳液、美容クリームなどを使って肌にうるおいを与えましょう。
・40代
40代になると、シワやシミ、たるみなどといった年齢による肌の悩みが増えてきます。
40代から本格的なエイジングケアを始めるという方も多いでしょう。
洗顔やクレンジングをする際は洗いすぎたり、こすりすぎたりしないように意識するようにしてください。
その際に、皮脂が出やすいTゾーンから洗いはじめて皮膚の薄い目元や口元は擦らないようにしましょう。
スキンケアをする時は、肌に負担を与えないように優しく引き上げながら行うことが大切です。
・50代
50代になれば、ホルモンバランスも乱れてターンオーバーの長期化も気になるようになってしまいます。
そのため、50代になると肌の乾燥をさらに感じることもあるでしょう。
50代の肌には、刺激の少ない基礎化粧品を使って優しくケアすることが重要です。
洗顔をする際には泡立てをしっかりと行い、洗う時は摩擦がないように注意してください。