1.姿勢の改善
普段の姿勢が猫背だったりスマホなどを長時間使用してうつむき状態で長く過ごしたりすると、血流が悪くなって老廃物がたまりやすくなります。これが、口元や顎にたるみが出たり、ほうれい線や二重顎が発生する原因になってしまいます。日ごろから意識して背筋を伸ばし胸を張るようにして、正しい姿勢を保つよう気を付けましょう。
2.表情筋トレーニング
顔の表情筋は真皮の奥でつながっていて、40種以上の筋肉があります。このうち、よく使用される筋肉は3割程度しかなく、残りの7割は日常的には使っていません。表情筋は使わないとすぐに固まって衰えてしまうため、意識して表情筋を使うよう心がけ、こまめにストレッチしましょう。特に、頬、口の周り、顎、首の筋肉ストレッチが効果的です。
3.マッサージやストレッチ
フェイスラインのたるみは血流やリンパの流れが悪いことも大きな原因です。このため、首や肩回りの筋肉をほぐしましょう。仕事の合間にも、首や腕を回したり、肩甲骨のストレッチをしたりすると効果的です。首や肩のハリを感じたら、こまめにストレッチするといいでしょう。また、バスタイム後のリラックスした状態でヨガなどのストレッチをするのもおすすめです。さらに、顔全体の血流促進には、頭皮のマッサージが効果的です。
4.紫外線対策
顔の真皮には、コラーゲンやヒアルロン酸などが含まれ、これらが十分あることで肌の弾力が保たれます。しかし、波長が最も長く、地上に届く紫外線のうち95%を占める紫外線A波は、約20~30%が真皮層まで届き、コラーゲンなどの線維芽細胞を傷つけてしまうのです。その結果、肌が弾力を失ってシワやたるみができてしまいます。紫外線B波は、肌を赤くして、シミなどの原因になります。日差しがあまり強くなくても、A波やB波を防ぐUVクリームを2~3時間間隔でこまめに塗りなおすようにしましょう。