顔に出るむくみとは
むくみとは、体内の血液やリンパ液などがうまく循環しなくなることにより、皮下組織に溜まってしまう状態の事を指します。
顔は他の部位よりも皮膚が薄く浮腫が現れやすく、顔のむくみが生じると瞼が腫れぼったくなり目つきが悪く見えたり、フェイスラインがぼやけて顔が膨張して見える原因になります。
顔のむくみは、基本的に朝に症状が現れて時間が経つにつれ軽減していきます。これは、静脈やリンパは顔から下に向かって流れているため、日常生活では重力の影響でこの流れは促進されているのですが、寝ている間は身体が水平になるため重力の影響をほとんど受けず、細胞間質液が体中に均等に行き渡るためです。
逆に日中は下半身の静脈の流れは重力に逆らっているため、夜に近づくにつれ下肢にむくみが現れやすいといわれています。
フェイスラインに対する美容鍼の効果
1 リフトアップ効果 顔のたるみ・ほうれい線の解消
年齢とともに気になってくるお顔のたるみは、顔の筋肉である表情筋の力がだんだん弱まり、重力に負けることによって発生するものです。
美容鍼の施術では、鍼で刺激して表情筋を活性化させたり、顔とつながっている頭部の筋肉のゆるみを解消することで、そんなお顔のたるみにアプローチ。
ゆるんだ筋肉を引き締めることによって、リフトアップ効果やほうれい線が目立たなくなるなどの効果が期待できます。
2 小顔効果 顔のむくみ・歪みの解消
美容鍼の施術には、顔が大きく見えてしまう原因となる、顔のむくみや歪みを解消することで小顔効果も期待できます。
顔のむくみには、鍼を刺すと収縮し、鍼を抜くと緩むという筋肉の収縮作用を利用して、血液やリンパの流れを整えることでアプローチ。
さらに表情筋やものを噛む時に使う咬筋(こうきん)など顔の筋肉のコリを鍼で刺激することで顔の左右差やゆがみをケアし、美しいフェイスラインへと導きます。