目の疲れに効くツボ
1 睛明(せいめい)
目頭と鼻の付け根の間に位置します。目が疲れたときには、ツボ押しをしようと思わなくても、自然に人差し指などでここを押していることも多いのではないでしょうか。指の腹を当てたり、親指と人差し指で、左右両方のツボを同時につまんだりするのも良い方法です。
疲れ目だけでなく、目に現れるさまざまな症状に効果があるとされています。例えば、かすみ目や涙目、充血、目のしょぼしょぼした感じ、まぶたがピクピクとするけいれんなどです。
2 攅竹(さんちく)
眉頭の少し下にある小さなくぼみに位置するツボです。目の痛み、見えにくい、ドライアイ、かすみ目などの症状をやわらげる他、頭痛や頭重感(ずじゅうかん)、鼻づまりなどにも効果的だとされます。
3 承泣(しょうきゅう)
黒目の真下のくぼみにあるツボです。疲れ目や目のかすみ、涙目、ドライアイなど目の不快な症状や、胃腸の不調にも良いとされています。また、目の下のクマやたるみを抑える効果も知られています。
目のまわりのツボの中でも、特に眼球のすぐ近くに位置しているので、眼球を押さないように注意しましょう。
肩こりに効くツボ
1 肩井(けんせい)
肩井(けんせい)は肩こりのツボとして定番です。こりをほぐす効果が高く、肩がこったと思ったら、まずここを刺激してみてください。ツボの位置は、首の骨の根元と肩先を結んだ線の中間あたりです。
右肩は左手、左肩は右手の中指か人差し指で押します。押しながら腕を少し動かすと良いでしょう。
2 肩中兪(けんちゅうゆ)
肩中兪(けんちゅうゆ)は、肩井と並ぶ肩こりの代表的なツボです。腕のしびれや痛み、背中の痛み、こわばにりも効果的です。位置は、頭を前に倒したときに首の後ろに出っ張る骨の、少し斜め下あたり。反対の手の中指をフックのように引っかけるような要領で押してみましょう。
3 天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)
天柱(てんちゅう)と風池(ふうち)は、どちらも首の後ろ側の比較的上部に位置するツボです。天柱は首の中心線と髪の毛の生え際から、親指の幅2本分ほど左右外側にずれたあたりで、風池は親指の幅4本分ほど左右外側にずれたあたりです。
天柱や風池を刺激すると、首と肩の血行が良くなります。そして、首のこり、眼精疲労にともなう肩こりなどに効果が表れます。
さいごに
いかがでしたか?
目と肩に効くツボについて今回はお話ししました❕
日常生活などを気を付けてお身体の不調をなくしていきましょう‼︎
