お客様の中には、閉経間近でもう出血量もかなり減ってきたと言われる方、すでに閉経している方、または筋腫などが原因で子宮を摘出している方などもおられます。
そういう方は、私にはフェムケアはもう必要ないと考える方がおられるようです。
また出産してからずいぶん経っているので、いまさら産後骨盤矯正といっても遅すぎるのでは・・と気後れする方もおられます。
そんな事はありません!
子宮は、生理が終わると役目が終わる唯一の臓器です。
役目が終わると、やはり筋肉が衰えて下へ下がっていきますし、血行不良を起こします。
そうすると重症な場合では子宮脱につながったり、膀胱や直腸を圧迫する事で排泄に影響を及ぼす事があります。
年齢を重ねるといずれ更年期や老年期はかならず訪れるものですが、日頃から適切なケアをしているかしていないかで、快適に過ごせるかどうかが随分変わってくると思いませんか?
また、子宮をすでに何らかの事情で取ってしまったという方ですが、この場合は本来あるはずの子宮がない事ですき間ができて内臓下垂が起きやすいと言われています。そうするとぽっこりお腹につながったりしますので、やはり適切なケアがおすすめです。
そして、産後とくに骨盤矯正などをやらなかったという方ですが、たとえ産後20年経っていたとしても産後には変わりないのです。骨盤は歪んだままの可能性があります。
このように、女性の身体を持っている方なら誰しも、フェムケアが全く無意味な方はおられません。
どの年代であっても、出産経験があろうがなかろうが、ご自分の身体をケアすることは、今の不調だけでなく今後の更年期や老年期を快適に軽やかに過ごすためにとても大切なことだと思います(^^♪