自律神経とは
交感神経と副交感神経の二つのから成り立っており、それぞれのバランスを取ることが非常に重要です。
1.ツボを刺激
東洋医学の経穴、いわゆるツボを刺激することで経絡を流れる気を調整でき、気の流れがスムーズになると、経絡とつながる臓腑が活性化されて、自律神経が整います。
2.歪んだ背骨を矯正
骨格が歪んで姿勢が悪くなっている分だけ別の場所に負荷がかかり、呼吸がしにくく、浅くなります。
自律神経の不調を抱えている方こそ呼吸が浅く、うまく酸素や栄養が全身に回っていない方ばかりなので身体の中心の背骨を矯正することで呼吸=自律神経を整えましょう。
3.バランスの良い食事
自律神経は、内臓の働きに深く関係しています。例えば、交感神経が働くと胃腸の活動
が悪くなり、副交感神経が働くと胃腸は活発に活動します。
副交感神経(リラックス)した状態が内臓にとってはベストということですね!
4.笑う
人間の体内にはNK細胞が50億個もあり、その働きが活発だとがんや感染症にかかりにくくなると言われています。
その神経ペプチドはNK細胞を活性化させ、その結果がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まるというわけです。
5.睡眠
夜になると副交感神経の働きが優位になり、体をリラックスさせて休息の状態に導きます。
交感神経と副交感神経の切り替えが安定するような行動を心掛けましょう。
(寝る前の光刺激を避けることを勧めます。スマホ、テレビ、照度の高い室内照明は、交感神経が活性化しするので避けて下さい。)
6.お風呂
お風呂が自律神経に作用することはみんな知っていることだと思いますが、お風呂の温度によって効果が変わります。
42°Cを超える熱いお湯に浸かると、交感神経を優位にさせ、心身を興奮状態にしてしまうのです。
お湯の中では、体の重さが浮力によって10分の1程度になるので筋肉の緊張が緩み、心身ともにリラックスすることができます。