長時間のデスクワークやパソコンの画面を見ている時、首肩回りの違和感を覚えたことはありませんか?
テレワークの導入で指先以外動かさなくなり、体のコリを訴える人は増えています。
僕の整体院では首から肩のコリや腰痛を訴える人が8割です。
国民病ともいえる肩こりの悩みは、だれよりもわかります。
肩こりの原因は、凝りかたまった筋肉が神経を圧迫して痛みが現れるケースがあります。
・筋肉が原因で痛む理由 繊維同士の癒着やかたまり(いわゆるコリ)により、伸びなくなった筋肉が引っ張られる。
・骨が原因で痛む理由 骨にカルシウムが蓄積して石灰化。自己免疫機能で炎症が起こる。
多くの場合、筋肉が原因で起こる「神経の痛み」です。
ストレッチで体のかたい人がムリヤリ前屈や股割りをすると、
足が痛くて曲げられませんよね。
それは筋繊維の柔軟性がないため、痛み(刺激)が発生しています。
丈夫でやわらかい輪ゴムは何度でも伸び縮みしますが、
弾力がなくなった輪ゴムはちぎれますよね。
人の筋肉もだいたい同じで、柔軟性のない筋肉は伸びません。
また筋肉の緊張が不眠症の原因になることもあります。
不眠の人の多くは、布団に入っても日常のストレスから解放されておらず、筋肉は緊張による筋繊維の引っ張り合い(体幹緊張)が起こっており、ストレッチなどで意図的にリラックスをして、筋肉をユルユルな状態にしなければ体は休まりません。
たとえ疲労感がなくても、無自覚な体の緊張感は眠れない原因になります。
そのため、寝る前にかんたんなストレッチを取り入れるだけで、睡眠の質が大幅に改善します。
肩〜背中の筋肉の血流を促すとダイエットの効果もある。
背中の筋肉は体の中で大きく、筋肉繊維にある血液の量も多いため、肩甲骨の運動は体幹から上半身を引き締めと脂肪燃焼の効果は高い。