睡眠不足の治し方として効果的なのは、日光を浴びたり適量のカフェインを摂ったりすることです。就寝前の行動も大切ですが、日中をどう過ごすかで不眠解消や睡眠不足の不調を軽減できます。
睡眠不足による疲労が辛いときは、15〜30分ほど仮眠をしたり、軽いストレッチや運動をしたりするのもおすすめです。
睡眠不足を招かないように、日々の生活習慣を見直して、根本的に寝不足を回避できるよう意識していきましょう。今回は、睡眠不足の治し方5つを紹介します。
寝不足の疲れをすぐに解消できるツボも整体師が解説するので、ご参考にしてみてください。
コンテンツ
1 睡眠不足の治し方5つ
1.1 日光を浴びる
1.2 適量のカフェインを摂る
1.3 15〜30分ほど仮眠をする
1.4 軽いストレッチや運動をする
1.5 日々の生活習慣を見直して寝不足を回避する
2 【整体師直伝】寝不足の疲れをすぐに解消できるツボ
2.1 労宮(ろうきゅう)を優しく刺激する
2.2 風池(ふうち)をマッサージする
3 慢性的な睡眠不足を解消・不眠改善をするなら整体がおすすめ
4 睡眠不足は生活習慣の見直しとツボ押しで改善できる(まとめ)
4.1 今日のポイント
睡眠不足の治し方5つ
睡眠不足の治し方のポイントは、日中の過ごし方と即効性のある不調改善方法を意識することです。生活習慣を見直しながら、睡眠不足になってしまったときは少しでも不調を改善できるように、効果的な方法を実践しましょう。
睡眠不足の治し方5つを紹介します。
日光を浴びる
日光を浴びると光の刺激によって、身体の覚醒を促す「セロトニン」が分泌されます。身体が覚醒し活発化するため、良い眠気覚ましになり、睡眠不足状態でも元気に動けるようになるのです。
日中に分泌されたセロトニンは、夜になると睡眠ホルモンである「メラトニン」を生合成します。日光を浴びるほど身体は覚醒し、夜になると寝つきやすくなるため、慢性的な睡眠不足や不眠を抱えている人の改善法としてもおすすめです。
適量のカフェインを摂る
カフェインには、脳内で眠気を作り出す「アデノシン」という物質をブロックすることで、目を覚ます覚醒効果があります。睡眠不足で辛いときは、コーヒーや緑茶など、カフェインを含んだドリンクを飲むのがおすすめです。
カフェインは摂取後、体内に急速に吸収され、15~30分くらいで効果が現れます。
覚醒効果は数時間持続するため、朝食時・昼食時などにそれぞれ摂取すると、1日眠気を覚ました状態で活動できるでしょう。
ただし、カフェインは摂りすぎると中毒を起こす可能性があります。コーヒーの場合は1日2〜3杯までにおさめ、体調を伺いながら適量を摂るようにしましょう。
15〜30分ほど仮眠をする
15〜30分ほどの短時間仮眠には、頭をすっきりさせ睡眠不足を緩和してくれる効果があります。注意点は、30分以上の仮眠をしないようにすることです。
30分以上仮眠をしてしまうと身体が熟睡モードに入ってしまい、却って強烈な眠気を誘発する可能性があるからです。仮眠をするときは短時間でもしっかり眠れるように、静かな場所でアイマスクをするなど、眠りに集中できる環境でおこないましょう。
軽いストレッチや運動をする
ストレッチや運動をすると、身体が覚醒化・活性化するホルモンが分泌され、眠気覚ましになります。睡眠不足で身体がきついときは、その場で大きく背伸びをしたりジャンプしたり、軽いストレッチや運動で構いません。
日中に軽いストレッチや運動をすることで、身体にほど良い疲労感を与えることができ、夜に眠りやすくなるメリットもあります。
日々の生活習慣を見直して寝不足を回避する
慢性的な睡眠不足を解消するためには、日々の生活習慣を見直して寝不足を回避することが大切です。具体的には、規則正しい生活リズムを心がけて、日中はなるべく太陽光を浴びて適度な運動をし、ストレスを溜め込まないようにしましょう。
就寝前に食べ物を食べない、テレビやパソコンを見ることを避ける、なども不眠改善の方法としておすすめです。
【整体師直伝】寝不足の疲れをすぐに解消できるツボ
寝不足の疲れをすぐに解消する方法として、身体にあるツボを刺激することがあります。いつでもどこでもかんたんにセルフケアできるため、仕事中でも実践できるのがポイントです。寝不足の疲れをすぐに解消できるツボを整体師が紹介します。
労宮(ろうきゅう)を優しく刺激する
労宮(ろうきゅう)は、手を軽く握ったとき、人差し指と中指の先端の中間にあるツボです。労宮にはセロトニンの分泌を促してくれる効果があるといわれています。
ポイントは、強く押しすぎないように優しく刺激することです。気持ちを落ち着かせてくれる効果もあるため、睡眠不足による疲れやイライラにも最適です。
風池(ふうち)をマッサージする
風池(ふうち)は、首の後ろの髪の生え際にあるツボです。風池は目の疲れに効果があるツボで、睡眠不足による眠気や目の疲労感を軽減できます。両手の指を使って、優しくぐるぐる指圧しながらマッサージしましょう。頭痛やめまいにも効果が期待できるため、睡眠不足によるさまざまな不調を抱えている人におすすめです。
慢性的な睡眠不足を解消・不眠改善をするなら整体がおすすめ
睡眠不足を治すためには、生活習慣を整えて、日常的にセルフケアすることが大切です。しかし、どんなに生活習慣を整えて日常的にセルフケアしていても、睡眠不足の原因が自律神経の乱れやストレスなどにあると、改善や解消が難しいケースがあります。
慢性的な睡眠不足を解消・不眠改善をするなら、整体に行くことを検討するのがおすすめです。眠りが浅かったり睡眠不足になったりすると、疲れが取れにくくなるだけでなく、集中力や思考力の低下を招くこともあります。
当サロンでは、全身リラックスできる独自の施術で、自然な入眠をサポートしています。慢性的な睡眠不足、不眠症、中途覚醒、自律神経の乱れでお悩みの方は、ぜひ当店にお任せください。
睡眠不足は生活習慣の見直しとツボ押しで改善できる(まとめ)
睡眠不足の治し方には、日光を浴びたり適量のカフェインを摂ったりする方法があります。睡眠不足による疲労が辛いときは、15〜30分ほどの短時間仮眠をしたり、軽いストレッチや運動をしたりするのもおすすめです。
根本的原因の解消として、そもそも睡眠不足を招かないように、日々の生活習慣を見直すことも意識しましょう。身体には、寝不足の疲れをすぐに解消できるツボがいくつかあります。
指でツボを刺激するだけで、眠気覚ましになり、身体を覚醒させることができます。
いつでもどこでもマッサージできるため、仕事中など強烈な眠気があるときにおすすめです。
睡眠不足は生活習慣の見直しやセルフケアでも改善が期待できますが、原因によっては自分で解決するのが難しい場合もあります。慢性的な睡眠不足、不眠症、中途覚醒、自律神経の乱れなどで悩んだときは、整体でプロの施術を受けることをおすすめします。
今日のポイント
1.睡眠不足の治し方5つは「日光を浴びる」、「適量のカフェインを摂る」、「15〜30分ほど仮眠をする」、「軽いストレッチや運動をする」、「日々の生活習慣を見直して寝不足を回避する」こと
2.整体師直伝の寝不足の疲れをすぐに解消できるツボは中衝(ちゅうしょう)、労宮(ろうきゅう)、風池(ふうち)
3.慢性的な睡眠不足を解消・不眠改善をするなら整体がおすすめ