汚血(おけつ)とは
【 中医学では、血液が汚れたり、粘度が高まって流れにくくなる状態を「 汚血 」と呼びます 】
汚血は、血液が流れにくくなり、カラダの中に滞ってしまうことで起こる状態です。
汚血の人は、肩こりや頭痛、手足の冷えなどの症状に悩まされやすく、肌が青白く、あざや出血ができやすい傾向があります。
汚血の原因には、遺伝体質などがあり、また、ストレス、冷え、生活習慣の乱れや偏食、運動不足、不規則な生活リズムなどが原因とされています。
ストレスや不満・不安をため込んでいると「 気滞 」と呼ばれる状態になり、「 汚血 」のタイプの一つになるそうです。
汚血の状態になると、下腹部に血が停滞しやすくなりますので、腹式呼吸やお腹を動かす運動を心掛けるといいようです。
入浴は、シャワーだけで済まさず、湯船に浸かって体を温めるようにしましょう!
※ 汚血タイプの人は、皮膚トラブル(しみ、くま、ニキビ、肌荒れなど)も現れやすく、また、血行が滞ることから肩こりや関節痛、頭痛なども招きやすいタイプとされているようです。
※※ 女性のふくらはぎにある血液の滞りも「 汚血 」です。
汚血になると、血液の流れが滞り、末端の流れが悪くなりやすくなります。
その結果
手足の冷えやのぼせ、肩こり、頭痛、重い生理痛などの症状が現れやすくなるそうです。
汚血を解消していくには、お風呂の中でふくらはぎをマッサージしたり、脚を上げて上半身への血流を戻したりするといいそうです。
脚のマッサージでは、座ってふくらはぎを両方の手のひらでさするように心臓に向かってマッサージします。
あまり、力を入れなくでもいいので、手のひら全体が皮膚に密着するようにマッサージしてください。
寝る前や入浴時に1回2~3分で十分ですので、毎日行って下さい。
※※※ みなさま、気を付けていきましょう! ※※※