インナーマッスルには、カラダの位置や動きを把握するセンサーである 「固有受容器」 が多く存在します。
固有受容器とは・・・
「筋肉・腱・関節・内耳」に存在し、カラダの位置や筋の収縮の程度、腱にかかる張力、関節の位置や動き、平衡感覚についての情報を提供しています。(アキレス腱も固有受容器になります)
そして
関節の圧縮、牽引、筋の伸張、運動抵抗、「PNF」運動開始肢位などによって刺激することができます。
それに
運動のコントロール、力加減のコントロール、カラダのバランス維持に重要な役割を果たします。
※固有受容器の低下は、腰痛や転倒のリスクを高める可能性があると指摘されています。
※インナーマッスルが弱いと、カラダの安定性が低下し、多くの問題を引き起こす可能性があります。
※丸背、猫背など不適切な姿勢になることがあり、また、筋肉のバランスが乱れ、腰痛や肩こりなどの問題が起こりやすくなります。
※インナーマッスルを鍛えると、姿勢の改善だけではなく、「 痩せやすい体質 」「 内臓を正しい位置に戻せる 」といったメリットが期待できます。
ただ単に、大きな筋肉をつけるだけだと、見た目はよくなりますが、安定性が欠け、バランスが崩れ、いろいろな場所に弊害が現れてしまいます。
それだけ、インナーマッスルが大事であり、インナーマッスルが弱くなった状態で、ケガをしてしまうと、治るまでにかなりの時間を要することになります。
気を付けましょう!
インナーマッスルは硬い筋肉ではなく、しなやかな筋肉、そして、細く引き締まった筋肉になります。