1・筋肉が固まる理由
運動不足:(軽い運動で大丈夫)
運動をする事で関節が動き、筋肉が伸び縮みします
逆に運動をしないと筋肉が使われない為、筋肉本来の機能が損なわれます
血流の滞りも起こり、さらに筋肉が硬くなります
姿勢の影響:(日常生活や仕事での姿勢)
悪い姿勢が続くと、使われる筋肉に偏りが生じ、硬さにつながります
例)デスクワークで猫背でパソコンを見る姿勢では、首の後ろに力が入り、筋肉が硬くなります
けがの影響:(痛くないように固めてしまったり、動かさにことで筋肉がやせ細る為)
けがによって関節が動きづらくなり、その周辺の筋肉の動きも減り、硬さが出てしまいます
※このような原因で筋肉は疲労し、硬くなります
2・硬くなった筋肉をどう解消しなければいけないのか?
(注)強く揉んだり強く押したりする事は、実はあまりオススメされていません
なぜなら、そのような行為にはいくつかのデメリットがあるからです
筋膜の損傷:
筋肉は筋線維と呼ばれる細い糸状の組織で構成されています
筋膜はこの筋線維を包む役割を果たしており、強く揉む行為を繰り返すと筋膜が傷つく事があります
修復過程で筋膜が硬くなり線維化してしまう事で、違和感や不快感、痛みを引き起こす可能性がある
筋線維の断裂:
筋肉は糸のような形状をした線維(筋線維)が束になってできています
強い力で揉むと、筋線維が切れてしまう事があります
※この状態は「揉み返し」と呼ばれ、施術の後に起こる痛みの原因となります
筋小胞体の損傷:
筋肉は運動時にCaを使って収縮します
筋小胞体はこのCaを貯蔵している袋であり、強く揉むと筋小胞体が損傷し、余分なCaが筋肉に溜まります。
これにより筋肉が硬くなり血行が悪くなる可能性があります。
※従って、自己流で強く揉んだり押したりするのはやめてください!
◆当院では◆
1)「ボキボキ矯正法」や「グイグイ押す強もみ指圧」ではなく、優しい手技を使用
※柔らかいアプローチは、筋肉や関節に負担をかけずにリラックスを促進
2)個別対応でその日の状態や症状に合わせて施術を調整します
※一人ひとりのニーズに合わせたカスタマイズされたアプローチです
3)「痛い所に圧力を加えるのは逆効果」という東洋医学の視点で痛みを和らげる為に優しい施術を行っています