◇骨盤と睡眠の関係。ぐっすり眠るために◇
― 眠っても疲れが抜けない方へ ―
「寝てもスッキリしない」「夜中に目が覚める」
そんなお悩みを感じることはありませんか?
実は、眠りの質には骨盤のバランスが深く関係しています。
骨盤は体を支える“中心軸”であると同時に、
呼吸や自律神経の働きともつながっている大切な部分です。
■ 骨盤が眠りに関係する理由
骨盤は、上半身と下半身をつなぎ、姿勢を保つ土台です。
しかし日常生活の中で、
・長時間のデスクワーク
・スマートフォンの姿勢
・片足重心での立ち姿勢
といった習慣が続くと、骨盤が少しずつ傾きやすくなります。
この“わずかな傾き”が体の緊張を生み、
リラックスしにくい状態をつくり出してしまうことがあります。
その結果、
体は眠っていても深い休息状態に入りづらく、
「睡眠時間は足りているのに疲れが取れない」
という感覚につながるのです。
■ 睡眠と自律神経、そして骨盤のつながり
眠りは、自律神経の“切り替え”がスムーズにできるかどうかで決まります。
骨盤が整っていると、呼吸が自然に深まり、
副交感神経(リラックスを司る神経)が働きやすくなります。
逆に、骨盤が前傾・後傾していると、
呼吸が浅くなり、交感神経が優位になりがちです。
これは、体が常に「オンの状態」のままということ。
つまり、骨盤の状態が整っているほど、眠りやすい体に近づくのです。
■ 今日からできる骨盤リラックス習慣
寝る前の5分でできる簡単な骨盤ケアをご紹介します。
1・仰向けになり、両膝を立てる
2・両膝をそろえて、ゆっくり左右に倒す(10回)
3・腰回りをほぐすように、呼吸を意識しながら行う
この動きだけでも骨盤周囲の筋肉がゆるみ、
自然と呼吸が深くなるのを感じられるでしょう。
また、寝具や枕の高さを見直すことも大切です。
骨盤の傾きを最小限にし、背骨が自然なカーブを描く姿勢を意識してみてください。
■ 眠りの質を高める“骨盤意識”
「眠れないから寝具を変える」よりも、
「眠れる体に整える」ことを意識することがポイントです。
骨盤を中心とした体のバランスが整うことで、
深い呼吸とリラックスが自然に生まれ、
毎日の睡眠の質が少しずつ変わっていきます。
■ まとめ
ぐっすり眠るためには、ただ休むだけでなく、
“骨盤を整える習慣”を持つことが大切です。
疲れを感じやすい時期や季節の変わり目こそ、
体の中心である骨盤を意識して、
やさしくリセットしてあげましょう。
◇伊勢崎市連取元町 心メディカル整体院◇
〒372-0817 群馬県伊勢崎市連取元町
体の中心「骨盤」を整えることで、
無理のない動きと休息をサポートしています。
一人ひとりの体に合わせたやさしい施術で、快適な毎日を目指します。