豊かに実った野菜や果物が収穫される秋。旬の魚は脂がのって、味も栄養もピークに達します。秋の味覚が食卓に並ぶと、「四季が豊かな日本に生まれて良かった」と、しみじみ思いますよね。ダイエットのことを忘れるぐらい、食欲がでてくるこの季節。それではなぜ、そんなにも食欲がわいてくるのでしょうか?
1.夏バテの回復
夏は発汗や、体内のほてりを押さえるために、ついつい冷たい飲み物ばかり飲んでしまいがちです。そうすると、水分だけでお腹が一杯になってしまったり、冷たい食べ物や飲み物のとりすぎで胃腸が弱ってしまったりと、夏バテの原因に。ですが、秋になると暑さで弱っていた体力が回復し、消化器官も正常の働きを取り戻すので、食欲が戻ってきます。
2.味覚の記憶
美味しそうな食べ物が目の前にあると、以前食べた味や記憶が蘇り食欲中枢が刺激されます。私達は、秋の食べ物が美味しいということを経験上知っているので、旬の食材を目の当たりにすると、自然と食欲が沸いてくるのです。秋だから食欲大盛になるわけではなく、美味しい秋の食材が、食べたい気持ちを引き起こすのですね。
3.寒いに向けてエネルギー源を確保
気温が下がる冬は、体温を一定に保つために身体の新陳代謝が高まります。そのエネルギー源を確保するために、秋になると栄養を溜め込むモードにスイッチが入るのです。毎年秋から冬にかけて太ってしまう、とお悩みの方は、冬が来る前に運動を習慣化して、代謝を高めておきましょう
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