ABCカイロプラクティック整体院の小林です
今日は「体のかたいい人は血管も硬い」です
40代以上の人の場合、体が硬い人は総じて血管が硬く、
血管年齢が高いという事実が国の調査により明らかになりました
血管が硬ければ様々な病気のリスクが上がります
動脈硬化や高血圧、さらに悪化すれば脳卒中や心筋梗塞にもつながります
また血管が硬い=血行が悪く、冷え性や肩こり、腰痛に始まり、肌のはりやつやにいたるまで、あらゆる不調の原因にもなりかねません
そもそも体の柔軟性違いはどこで決まるのでしょうか
関節自体の動きや形ではなく、じつは「筋肉のしなやかさ」が原因です
体を硬くする原因のひとつに「コラーゲンの糖化」が柔軟性に大きく関係しているそうです
コラーゲンは人間の体を構成するタンパク質の一種で、全身のあらゆる細胞や組織、筋肉を支える働きをしています
実は血管も筋肉でできており、そこにもコラーゲンが存在します
運動不足や糖質の摂り過ぎなどで血糖値が高い状態が続くと、コラーゲンに糖がまとわりつき、硬く、伸びにくいものに変質してしまうのです
この糖がタンパク質などと結びつくことを「糖化」といいます
糖化したコラーゲンを壊し新しく作り替えるには『ストレッチ』をして『線維芽細胞』を活性化することが有効です
ストレッチをすると古いコラーゲンはところどころ傷つきます
するとコラーゲンが損傷したことに気づいた線維芽細胞は傷ついた古いコラーゲンを捨て修復を助ける働きをします
その際、糖化したコラーゲンを壊し新しいコラーゲンに作り替えてくれるのです
(参考:ためしてがってん)