こんにちは!
少し前ですが、サロンのお客様でぎっくり腰をされた方がいらっしゃいました。
9月とはいえまだまだ日中は暑いですよね。
実は夏場もぎっくり腰になりやすい状態が整いやすい季節なんです。
なので今日は少し「ぎっくり腰の原因」についてお伝えします。
ぎっくり腰はどうやって起こるのかご存知ですか?
その原因ですが、腰に原因があることはほとんどありません。
「え、腰が痛いのに?」と思われますよね。ぎっくり腰は絶好調の時になることはあり得ません。
「下半身や上半身が疲れている時」に起こりやすくなっています。
疲れていることで腰を使い出すことが大きな原因です。
どういうことかというと、例えば500円玉が道端で落ちていたとしましょう。元気であれば膝を曲げて拾うことができますね。でも足が疲れていると腰を折って拾ったりしませんか?
お風呂を掃除する時も膝を曲げてゴシゴシするのではなく、膝を伸ばして前屈みになって磨いたりします。
これでは腰が疲れやすくなりますね。
また首が痛いときに横から話かけられると、普段なら首を横に動かせばいいものを動かせないから体を捻って対応します。
これでは腰が疲れてしまいますね。
肩が凝っていたり背中が張っていても、さまざまな動作の場面で腰を引っ張って負担をかけ続けるのです。
と言うことはつまり、
そうです、上半身と下半身が疲れていなければ、腰に負担がかかることって少ないんですね。
他にも重たい荷物を持つ時に中腰で持ち上げようとしたり、座っている状態で前に手を伸ばしてみたりするのも腰に負担をかける行為となりますので注意が必要です。
そして、夏特有の環境要因も存在します。
それが「寒暖差」です。
外は暑いですが部屋の中で冷房をかけているとヒンヤリ冷えますよね。この寒さが疲労した時と同じ様に体を硬らせる原因となります。その状態で体を捻ったり重たい荷物を持ったり急な動作をしたら、、、、想像できますよね。
まとめますと、
「①上半身と下半身の疲労、②中腰や手を伸ばす行為、③寒暖差」
によって体が強張ることで腰に負担をかけてしまい、腰の負担が限界に達するとギクッと痛めるというのがぎっくり腰の原因です。
また近いうちに、次は「ぎっくり腰の対策」についてお伝えしますのでお楽しみに!
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