今回は「【腰痛持ち必見!】原因は“もも前”の硬さかも?体の前側をゆるめて腰が軽くなるセルフケア」について、ご紹介します!
「長時間座っていると腰が痛くなる…」
「慢性的な腰の重だるさが続いている…」
「腰を揉んでもよくならない…」
そんなお悩み、ありませんか?
実はその腰痛、「もも前(大腿四頭筋)」の硬さが関係しているかもしれません。
もも前が硬くなると骨盤が前に引っ張られ、反り腰の姿勢になりやすくなります。反り腰は腰への負担が大きく、腰痛の大きな原因のひとつなのです。
腰痛と“もも前の硬さ”の関係とは?
腰痛=腰まわりだけの問題だと思われがちですが、実際には下半身の筋肉バランスも大きく関係しています。とくに注目すべきなのが、以下のようなポイントです。
・長時間の座り姿勢でもも前の筋肉が縮みっぱなしになる
・歩かない生活で太ももの柔軟性が失われている
・もも前が骨盤を前に引っ張り、反り腰状態に
・結果、腰の筋肉が常に緊張して負担が増大
つまり、腰ばかり揉んでも根本改善にならないのは、下半身に根本原因があるケースが多いからなんです。
もも前の硬さを改善!腰が軽くなるストレッチ習慣【3分ケア】
やり方(所要時間:約3分)
1. 正しい姿勢で立つ
壁に背中を軽くつけて立ち、背筋をまっすぐに整えます。骨盤が前に倒れすぎていないかを意識。
2. 片脚ずつ、もも前ストレッチ(左右30秒ずつ)
足を肩幅に開いて立ち、片脚を後ろに曲げて足首を手で持ちます(片脚バランス)
膝を軽く後ろに引き、もも前がじんわり伸びる感覚を大切に
無理に引っ張らず、呼吸を止めずに行いましょう
※バランスが不安定な場合は、壁や椅子につかまりながら行ってください。
3. 太ももほぐし(30秒)
床に座って、もも前を軽く拳でトントン叩きます
呼吸に合わせてリズミカルに、筋肉を緩めていきます
4. 最後に骨盤リセットの深呼吸(3回)
椅子に座って背筋を伸ばし、鼻から息を吸って、口からゆっくり吐きます
呼吸に合わせて骨盤の位置が自然に整っていく感覚を味わいましょう
腰痛は「腰が原因」とは限りません。体の前側(特にもも前)をケアすることが、腰への負担を減らす大きな鍵になります。
デスクワークや運動不足で硬くなりがちな太ももを、毎日のちょっとした習慣でほぐしていきましょう。
当院では、鍼灸・整体・マッサージを組み合わせた総合的なアプローチで、腰痛の根本改善をサポートしています。
慢性的な症状や再発を防ぐためのセルフケア指導も行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。