最近、フェイスラインのたるみや二重あごが気になる…という方、実は年齢のせいだけではなく「姿勢」が原因かもしれません。
特にスマホやPC作業が多い現代人に増えているストレートネックは、首まわりの筋肉が衰え、顔全体が下に引っ張られて見える原因になります。
姿勢が悪いと顔がたるむ理由
▶ 首の筋肉が衰える
スマホやPC作業で頭が前に突き出た姿勢を続けると、首まわりの筋肉(胸鎖乳突筋や後頸部の筋肉)が硬くなり、リンパや血流も滞ります。
これがむくみや脂肪の蓄積を招き、フェイスラインがぼやけてしまうのです。
▶ たるみの引力に負けやすくなる
姿勢が悪いと、顔全体が下方向に引っ張られる力に逆らえず、頬や顎の皮膚が下がりやすくなります。
▶ 血行不良・むくみ
長時間同じ姿勢でいると首から顔への血流やリンパの流れが悪くなり、むくみやくすみの原因にも。
こうした悪循環を止めるためには、日頃の姿勢を意識し、首まわりの筋肉を動かしてあげることが大切です。
小顔に近づく簡単セルフケア習慣(1分〜OK!)
仕事の合間や寝る前に取り入れてみてください。
【1】顎引きエクササイズ
イスに座り、背筋を伸ばして視線はまっすぐ前へ。
そのまま顎を軽く引き、首の後ろが伸びる感覚で5秒キープ。これを5回繰り返します。
→ 頭の位置が正しい位置に戻り、首まわりの筋肉が活性化!
【2】首の横伸ばしストレッチ
右手を頭の左側に当て、ゆっくり右に倒します。
首の横が気持ちよく伸びる位置で10秒キープ。左右交互に。
→ 首筋の緊張をほぐし、リンパの流れが改善します。
【3】鎖骨ほぐし
鎖骨の下を指先で軽く押しながら、外側に向かってマッサージします。
→ デコルテのリンパの滞りを流し、顔のむくみ予防に。
当院では、鍼灸・整体・マッサージを組み合わせた総合的なアプローチで、症状の根本改善をサポートしています。
慢性的な症状や再発を防ぐためのセルフケア指導も行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。