最近、夏なのに肩や首が重だるい、こる…そんな症状に悩まされていませんか?
実は、冷房による「夏の冷え」が肩こりを悪化させる原因になっていることがあります。
そしてその解消には、背中の筋肉「広背筋(こうはいきん)」のストレッチが効果的です!
今回は、夏の冷えによる肩こりのメカニズムと、広背筋をほぐして血流を促進する簡単ストレッチをご紹介します。
なぜ夏の冷えが肩こりにつながるの?
▶ 筋肉が冷えて硬くなる
冷房の効いた室内に長時間いると、広背筋や肩周りの筋肉が冷えて収縮し、血流が滞ります。これが肩のハリや痛みにつながります。
▶ 血行不良による疲労物質の蓄積
血流が悪いと、疲労物質や老廃物が筋肉内にたまりやすく、肩こりやだるさを感じやすくなります。
▶ 姿勢の悪化
冷えやすい環境では猫背や前かがみ姿勢になりやすく、さらに広背筋が硬くなる悪循環に…。
ポイントは、広背筋をしなやかに保ち、血流を促進してあげること!
広背筋ストレッチで血流改善!(1分〜OK!)
忙しい毎日でも簡単にできる、冷え対策&肩こり改善に役立つ広背筋ストレッチです。
【1】タオルラテラルストレッチ
タオルの両端を持ち、頭の上で軽くピンと張ります。
体をゆっくり左右に倒し、反対側の広背筋が伸びているのを感じながら5秒キープ。左右5回ずつ。
→ 背中の筋肉が伸びて血流アップ!
【2】壁ストレッチ
壁の前に立ち、片手を壁につけたまま体を反対側へひねります。
脇の下〜背中が伸びる感覚があればOK。左右30秒ずつ。
→ 硬くなった背中の柔軟性を取り戻し、冷えを感じにくく。
当院では、鍼灸・整体・マッサージを組み合わせた総合的なアプローチで、症状の根本改善をサポートしています。
慢性的な症状や再発を防ぐためのセルフケア指導も行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。