現代社会では、ストレスやデスクワークの影響で「眠りが浅い」「夜中に何度も目が覚める」といった睡眠の悩みを抱える方が増えています。
実はその原因のひとつが、背中の大きな筋肉である 広背筋(こうはいきん) の緊張なのです。
広背筋が硬くなると呼吸が浅くなり、自律神経が乱れやすくなります。その結果、寝つきが悪くなったり、深い眠りに入れなかったりすることも。
放置すると慢性的な疲労感や集中力低下、免疫力の低下など、健康面にも悪影響を及ぼします。
こんなサインはありませんか?
寝ても疲れが取れず、朝スッキリ起きられない
呼吸が浅く、胸や背中に張りを感じる
デスクワーク後に背中全体が重だるい
横になると背中や腰に違和感がある
寝返りを打つと背中がつっぱる
これらは 広背筋の緊張 が睡眠の質を下げているサインかもしれません。
セルフケアでできる!広背筋ストレッチ
眠る前に数分だけ広背筋をゆるめることで、呼吸が深まり、副交感神経が優位になりやすくなります。ここでは簡単にできるエクササイズをご紹介します。
[1] タオルを使った背伸びストレッチ
椅子に座り、タオルを両手で持って頭上に引き上げる。
息を吐きながら体をゆっくり左右に倒し、広背筋を伸ばす。
→ 背中が伸びて呼吸がスムーズに。
[2] 壁ストレッチ
壁に両手をつき、体を斜めに倒すようにして背中を伸ばす。
かかとは床につけたまま、20秒キープ。
→ 背中と肩まわりが軽くなり、眠る前のリラックスに最適。
当院では、鍼灸・整体・マッサージ を組み合わせ、背中や広背筋のこわばりを丁寧に緩めることで、睡眠の質改善をサポートしています。
さらに、再発を防ぐための 呼吸法やセルフストレッチの指導 も行い、日常生活から快眠習慣づくりをお手伝いします。
「眠っても疲れが取れない」「背中が張って眠りにくい」などのお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。