年齢を重ねるとともに増えてくる「膝の痛み」。
しかし、実は加齢だけが原因ではありません。デスクワークや運動不足、逆に過度な負荷による筋肉の硬さが、膝関節に余計な負担をかけている場合も多いのです。
膝まわりの筋肉が硬くなるとクッション機能が弱まり、関節に直接ストレスがかかります。その結果、膝痛だけでなく、歩行のしづらさや日常動作の制限につながることも。
放置すると変形性膝関節症のリスクも高まり、慢性的な痛みに発展してしまいます。
セルフケアでできる!膝痛予防エクササイズ
膝に負担をかけないためには、周囲の筋肉を柔らかく保ち、体のバランスを整えることが大切です。ここでは自宅で簡単にできるケアをご紹介します。
[1] 太もも前(大腿四頭筋)のストレッチ
壁や椅子につかまり、片足を後ろに曲げて手で足首をつかむ。
かかとをお尻に近づけるようにして20秒キープ。
→ 膝への負担を減らし、関節の動きをスムーズに。
[2] もも裏(ハムストリングス)のストレッチ
椅子に浅く座り、片足を前に伸ばす。
つま先を天井に向け、上体を前に倒して20秒キープ。
→ 硬くなりやすいもも裏をほぐし、膝の可動域を広げる。
[3] お尻(大臀筋)ほぐし
仰向けに寝て、片足をもう一方の膝にかける。
両手で太ももを抱えて胸に引き寄せ、20秒キープ。
→ 骨盤の安定性が増し、膝関節への負担を軽減。
当院では、鍼灸・整体・マッサージ を組み合わせ、膝痛の原因となる筋肉の硬さを緩め、関節にかかる負担を減らす施術を行っています。
さらに、再発を防ぐための 正しい歩き方やセルフケア方法 もお伝えし、日常生活の中から膝を守る習慣づくりをサポートいたします。